夕方になると子供達は川を上がった。ここで瑠衣の両親が帰る事に。「じゃあ瑠衣をお願いね?」と頼み、唯一お酒を呑んでない俺が送って行った。戻ると夕飯の支度が始まっていた。夕飯を食べ終わる頃にはもう日が暮れた。…夕飯が終わると彩香が「お父さん花火やろう」と言って花火を始めた。1時間程で花火は終わった。大人達は焚き火を囲みながらお酒を呑み昔話に花を咲かせ、子供達はテントに入り何かの話しをしていたが、下3人が遊び疲れて寝たらしく、彩香だけ出てきて大人達に混ざった。夜も更けて来ると母が「先寝るよ」と言って姉のワゴンに入った。姉達も「もう寝る」と言ってワゴンに消え、姉旦那は俺の車に行った。俺は一人火の番をしていた。一人暗い河原で番をしていた。虫や川の音、焚き火の音が心地よかった。俺は椅に座りながらウトウトしていた。すると「アキラ君」と声を掛けられ目が覚めた。振り向くと美央が立っていて驚いた。「どうした?」と聞くと「トイレ…」と言ってモジモジしていた。
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