「そうだけどどうしたの?」「あのね…勉強でちょっと解らない所があって…」「なる程ね…いいよ…教えてあげるから…着替えたらおいで」と言うと、千佳が「莉子…アナタったら…敦君疲れてるのに悪いでしょ?」と言った。俺は「いいですよ別にっ…いつもおかず貰ってますし…そのお礼と言ったらアレですけど…」と言うと「でも…」と言った。「それに俺大学生の時、バイトで家庭教師してましたから…何なら莉子ちゃんが高校卒業するまで、家庭教師タダで引き受けますよ?」と言うと、千佳は『タダ』に食い付き「いいの?ホントに?迷惑じゃ…」と言った。「いいですよ…俺も帰って来たらやる事なくて…暇だし…」と言った。千佳は「じゃぁお願いしちゃおうかな?」と言って了承した。莉子は「やったぁっ!!」と喜んだ。…莉子は着替えてきた。部屋の玄関に入るなり抱きついてキスをしてきた。「じゃぁ勉強しようか?」と言ってリビングに行った。俺は「どこが解らない?」と聞くと「ないよっ」と言って「さっきのは敦さんに会う口実だよっ」と言った。
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