待ち合わせは9時半だが、9時に駅に着いた。待ってる間にコンビニに行き、ゴム(家のだとバレる)や雑誌を買い、車の中で読んで時間を潰した。少し読み顔を上げると、美和が歩いて来るのが解った。美和も俺の車に気づき駆け寄って来た。美和は目一杯のおめかしをしていた。黒のニーハイに赤と黒のチェックのミニスカ、Gジャンに細い白黒ボーダーのインナーと、円地色のベレー帽だった。車に乗り込むと「コタさんお待たせっ」と言った。「早いねっ」「だって…嬉しくて」と言った。美和は少し化粧をしていた。「どこ行く?」「ん~…お任せします」「じゃあ〇〇市行こうか?」「はいっ」(〇〇市はいつも行く繁華街とは違う所)と言い車を走らせた。「今日化粧してるんだね」「デートだから」「可愛いよ」と言うと美和は照れた。車の中で色々話しをし〇〇市に着いた。車を駐車場に入れて繁華街に行った。手を繋ぐと美和は嬉しそうに笑った。丁度店も開き始めた所だった。俺達はまず映画館に入った。感動系アニメを選んだ。
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