早苗はうつ伏せになり話しを続けた。「マリが16になって小太郎君と結婚したいって言ったら許可してあげる」「ありがとう」「だけど私も一緒に住むけどそれでもいい?」「うん…いいよ…まだ結婚は先の話しだけどね…」「解んないわよ…もしかしたら高校行かないかもよ?」「確かにあるね…早くて16、その次が18、その後は22か…でもそれまでに俺以上に好きな奴が出来たら…」と言うと「それは絶対ないわね…」「何で?」「マリが言ってた…「私絶対小太郎さんのお嫁さんになるんだ」って」「そんな事言ってたの?」「うん…真剣な目をしてね…さぁもう寝ようっ」と言われ枕元の灯りを消した。…正月になった。10時頃、美和とKちゃんが家に来た。俺と早苗は3人に5千円ずつのお年玉をあげた。マリが「小太郎さん…本当に初詣行かないの?」と聞いた。「お酒飲んだから足元がね…だから3人で行ってきな」と言うと3人は出掛けて行った。居間でTVを見てると「はい…酔い醒ましのコーヒー」と言って早苗がコーヒーを淹れてくれた。
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