俺はキッチンに行き「冷蔵庫の中見せて」と言って中身を見た。「あっ焼きそばあるじゃんっ!!杏奈ちゃん餡掛け焼きそば出来る?」と聞くと「出来ますよっ」と言ったので「じゃぁ…ソースじゃなくて醤油の餡掛け焼きそば作って」と言うと「分かりました」と言った。俺はまた座り出来るのを待った。手際のいい包丁さばきの音が聞こえた。「手際いいねっ」と誉めると「ありがとうございます」と俺を見て微笑んだ。杏奈は焼きそばだけではなく、サラダとワカメスープも作り、テーブルに並べた。「ビール飲みますか?」と聞かれ俺は少し考え「余り飲めないからちょっとだけ…」と言うと「〇〇さんお酒弱いんですか?」と聞かれ「うん…弱いよ」と答えると「意外ですね」と言われた。350のビールを一本だけ貰った。乾杯して夕飯を食べた。杏奈は俺の顔を見た。「スープも焼きそばも餡掛けも美味しいよ」と言うと杏奈は「良かったぁ」と喜んだ。夕飯が終わりマッタリとした。杏奈は「〇〇さん…泊まっていっていいですよ」と少し小さな声で言った。
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