2人が出て来るまでの間、俺は疲れからかウトウトとしていた。「小太郎さん…」の声で起きた。マリが覗いていた。「疲れたの?」「風呂入ったし風が気持ち良かったからね…早苗さんは?」「もう来るよ」と言った。…車に乗り山を降りた。夕飯を食べ為、蕎麦屋に入った。テーブル席に着くと、厨房から店主夫人が水を持って来て俺達を見た。店主夫人はえっ!?とゆう顔をして俺達を不思議そうに見た。見た目は親子に見えるが子供は黒人。「注文が決まったら呼んで下さい」と言うと厨房に戻った。恐らく店主に言ったのだろう。店主が俺達をチラ見していた。注文が決まり夫人を呼んだ。注文を済ませると早苗さんが「前の旦那の子供なんですよ」と言うと「そうなんですか?…ちょっと驚いて…」と言うと厨房に戻った。蕎麦はこの県の名物だけあって美味かった。…店を出て車に乗り走らせると夕立にあった。ワイパーが効かない程に降られた。後ろから早苗さんが「小太郎君…大丈夫?無理しないで…」と心配してくれた。
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