逆に「マリは俺何かでいいの?…おじさんだよ?」と聞くと「うん…おじさんがいい…」と言って上目使いで俺を見た。「俺もマリがいい…」と言うとマリは笑顔になった。…アパートに着くと田中さんの部屋から、男女2人が出て来た。「じゃぁお父さんお母さん、由里が手伝いに来るから…俺も土日にまた来るよ」と言って出て来て、通路で俺達に「あっ!?どうも」と頭を下げ黒い車に乗って行った。田中さんに「今の人…」と言うとじいさんは「息子夫婦だよ」と言った。「あんな息子さんが居たんですか?」と聞くと「ああ…」と言った。俺は察して「もしかして…」と言うとじいさんは「そう言う事だ…小太郎(俺)君達にはお世話になったね」としみじみと言った。「そうですかぁ…こちらこそお世話になりました…いつ行くんですか?」「今月中には…」と言った。するとマリが「おじいちゃん達居なくなるの?」と聞き「うん…そうだよ…息子がね一緒に住もうって」と優しい顔をしながら言った。マリは寂しそうな顔して「おじいちゃんおばあちゃん元気でね?」と言った。
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