次の日、朝飯を食べてから出発しようと車に乗った。ひなたが車に寄って来て小さい声で、「お兄ちゃん…コレあげる…」と袋を渡した。それを開けようとすると慌てて「後で開けてっ」と言った。そして「後でHな写メ送るね?」と言った。俺はクスっと笑い「期待しないで待ってるよ…俺も写メ送るよ」と言った。そしていつも帰る時と同じ様に、ひなたのオデコにチュッとキスをした。ひなたも同じ様にチュッとしてくれた。「じゃあ…お姉またね…ましろもバイバイ…じゃぁねひなっ」と言って出発した。手を振るひなたをバックミラーで見ながら走らせた。信号で止まり、その時にひなたから貰った袋を開けた。中には前日に履いていた、使用済みのパンツが入っていて、クロッチ部分に染みが付着していた。俺は1人クスっと笑い、その部分を嗅いだ。ツーンとした匂いがした。信号で止まった時に「プレゼントありがとう…後で写メ送るね」と送るとすぐに返事が来て、それを見ようとしたが、パトカーが隣りに来たので見なかった。
※元投稿はこちら >>