次の日車でひなたを送って行く事に。朝、9時過ぎ家を出た。ひなたの願いで途中のS市に行った。このS市はひなたがS4の終わり迄住んでいた所だった。ひなたの指示で車を進め、とある一軒家の前に止まった。ひなたが降り家の呼び鈴を鳴らした。すると母親らしき人が出てきた。その人はひなたの顔を見ると「あらっ!?ひなたちゃん?」と驚いてすぐに中に入り「光ぃちょっと降りてきなさ~い」と言った。するとひなたと同世代の女の子が降りて来て、ひなたの姿を見ると「嘘っ!?ひなちゃん?わぁ…ひなちゃんだぁ」と騒いだ。母親と娘が家の中に誘うが、ひなたは「ゴメン…時間無いんだ…」と断った。「え~っ!?」と言って娘は悲しそうな顔をした。するとひなたは「光ちゃんライン出来る?」と言うと「うん…出来る…ちょっと待ってて」と言って二階に上がって行った。すぐにドドドドって階段を降りてくる音がした。「お待たせっ」と言いひなた達はスマホを操作して交換した。「じゃあ…また来るね」「うん…ラインするね」そう言ってひなたは車に乗った。
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