国道の手前で「どっちに行く?右は海…左は山」と聞くと「う~んとねぇ…山がいい」と言った。左に曲がった。「何で山?」「海もいいけど今日暑いし海って日陰がないイメージだから」「確かに…山なら涼しいね」途中のコンビニに寄り地図を見て、有名な滝と日帰り温泉がある所に決めた。二時間程車を走らせ目的地に到着し車を降りた。整備された山道を手を繋ぎ歩いた。「やっぱり木陰で涼しいね?」「森林浴してるって感じだな」ハイキングを楽しんでる中高年や、俺達みたいなカップルそれと子連れが何組かいた。滝に着くと風が涼しかった。「わぁ…凄い迫力っ…気持ちいい~っ」と華ははしゃいだ。華は足を水に浸けて「冷たくて気持ちいいよ」と言った。俺も靴を脱ぎ入ってみた。確かに気持ち良かった。暫く楽しんだ後、駐車場の所の店で少し遅い昼飯を食べた。その後峠道を山頂に向かって車を走らせ展望台に着いた。風が少しあったので遠くまで見渡せた。そこで華が「健君…なんかHしたくなってきた」と求めてきた。「夜まで我慢出来ない?」と聞くと「無理…」と言った。
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