ある時、愛の母親が話しがあると来た。母親の話しとは愛を中学校に行かせる事だった。「小学校には話しをつけて、卒業証書だけを貰える事になったし、この町の中学校にも話しをして春から行ける様になったから学校に行きなさい」との事だった。愛は何か考えていたが俺も母親の意見に賛成すると「分かった…行きます」と言った。すると母親は既にこの町の中学校の制服やジャージ、体操着等を愛に渡した。愛はそれらを受け取り押し入れにしまった。…少し時間が経ち、バレンタインになると愛は手作りチョコを俺にくれた。「ありがとう…嬉しいよ」と言って包装を取り中身を見ると「晃一さん大好き」と書かれていて、味は少しビターだった。俺が喜んで食べるのを愛は嬉しそうに見つめていた。「ホワイトデーは遊園地にでも行くか?」と言うと「うんっ!!行きたいっ!!」と喜んだ。…3月になり一泊二日の予定で、約束通り隣県の某有名遊園地に出掛けた。1日目は半分位の乗り物に乗った。愛も俺も終始笑顔だった。そして夕方予約した旅館に泊まった。
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