車の中で「晃一さん…愛の事ありがとうございました」「俺は何もしてないですよ」「いえ…アナタが居てくれなければ愛は助からなかった…昼間辛い中でもいつも愛は嬉しそうにアナタの事を話していました」「そうなんですか?」「はい…アナタが愛も私も救ってくれた…愛にはアナタが必要なんです…どうかこれからも愛をよろしくお願いします」「俺だけの力じゃないですよ…愛は言ってました…いつかまたママと暮らしたいって」そう言うと母親は「本当に?」と言って泣き出した。そして別れ際「何時でも逢いに来てやって下さい」と言うと「…はい」と母親は俺を見送った。…家に戻り愛を起こさない様に布団に入ったが愛はは「晃一さん…ママ帰ったの?」と目を覚まし聞いた。「ゴメン…起こしちゃったね…今、送ってきたよ」と言うと愛は「ありがとう」と言って俺に抱き付き「へへっ…半年振りだね…」と笑顔で言った。「うん…そうだね…」と言って「愛…生きて戻ってくれてありがとうな」と言うと「…うん…ちゃんと戻ってきたよ」と言いキスをしてきて「おやすみ」と言ってまた眠った。
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