「愛は大丈夫ですか?」と心配そうに聞いた。「ちょっとだるそうですけど大丈夫かと」「そうですか…」「何かあったら連絡しますよ」「はい…お願いします」と言って俺は家に帰った。家に入り愛の様子を見るがグッスリと寝ていた。…愛の体調は中々回復しないのでまた病院に行った。それはおかしいと言う事で愛は検査入院する事になった。病室に行き愛を寝かせた後、俺は女医に呼び出され診察室に行った。そこで血液検査の結果を聞かされ衝撃を受けた。「しっかりとした検査をしないと断言出来ませんが、愛さんは白血病の疑いがあります」と聞かされた瞬間、俺は茫然としその後の説明が耳に入らなかった。女医に声を掛けられ我に戻った。「えっ!?白血病?嘘だろう?何で…」と口走り「何でっ愛がっ!!」と怒鳴っていた。男の看護師に抑え込まれて冷静を取り戻し、女医に「愛をどうか助けて下さい…お願いします」と土下座をして懇願した。女医は「出来る限りの事はします…まだ疑いの段階なのでまずは検査してはっきりさせましょう」と言った。
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