「愛…顔色悪いけど大丈夫か?」「えっ!?そう?」「薬飲んで休んでな?」「でもご飯もうすぐ出来るから…」「もういいよ…後は俺がするから」「でも…」「でもじゃない…少しご飯食べたら薬飲んで休めっ」「…はい…分かりました」と言って愛は居間に行って座った。夕飯の残りは俺が作って食べた。食べ終わって少し経ってから薬を飲ませ体温を計った。8度3分あった。愛をすぐに布団に寝かせた。「何で言わないんだよ…」「ごめんなさい…迷惑かけたくなかったから…」「一緒に暮らしてるんだから迷惑かけていいんだよ…無理して倒れたらそっちの方が迷惑だろう?」「ごめんなさい…」「とにかくもう寝なっ明日医者に連れて行くから」「…はい」俺はアイスノンと冷えピタを出し愛に渡した。しかしこの判断が後に大変な事になるとは俺達には分からなかった。…次の日愛の熱は下がっていたが念の為医者に連れて行った。愛はだるそうだった。総合病院に行き内科の受け付けを済ませ待合室で呼ばれるのを待った。その間も愛はだるそうにしていた。やがて順番がきた。
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