「あの子が居なくなった時、私はあの人に逆らってでも愛を捜すべきだった…でも出来なかった…それ所か愛が居なくなって少しホッとした自分が居たんです…どこかで死んでるかも知れなかったのに…最低な母親ですよね…」「そうですね…あなた達が家を引っ越した事を知った時、愛は凄い泣きましたよ…恐らく捜さなくてもいいからそこに居て欲しかったんだと俺は思います…」「愛は…」「ここに居る事は知りません…愛が聞くまでは俺からは教えません」「そうですか…あの学校は?」「行ってませんよ…ただあの子は昼間俺が買ってきた教材はやってますが…」「そうですか…何から何まですみません」「いえ…」「あの子に伝えても伝えなくても構いません…もしいつか愛が私に会いたいと言ったら、ここに連れてきて貰えませんか?私はずっとここに居ますので…それとこれからも愛の事を宜しくお願いします…」と頭を下げた。「わかりました…いつか愛があなたに会いたいって言った時、必ずあなたの元に連れてきます」と言って俺は部屋を出た。
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