仕事が始まった。まだまだ当てたお金はあるがそうも言ってられない。仕事に行く前に「愛…今夜のご飯焼き肉がいいな」「うん…分かった用意しておくね…」俺は一万円を渡し家を出た。愛は門扉まで出てきて俺の車が角を曲がるまで見送ってくれた。…ひと月振りの仕事でかなり疲れた。お昼は愛が作ってくれた弁当を食べて癒された。同僚が「あれ?弁当なんて珍しいな…」と言ってきたので「休み中に色々あってね…でもプライベートな事だから教えないよ」と誤魔化した。同僚もそれ以上は追求しなかった。…仕事が終わり愛にメールを打つとすぐに「お疲れ様…気をけて帰ってきてね」と返信がきた。家に着き玄関を開け「ただいま」と言うと愛は笑顔で「お帰りなさい…お疲れ様でした」と言ってキスをしてきて「ご飯とお風呂出来てるよ…」「じゃぁ先に風呂入るよ」と言って服を脱ぎながら風呂に入ると、愛も一緒に入って背中を流してくれた。風呂から上がりすぐに夕飯を食べた。愛は昼間何をしてたか教えてくれた。俺はその一つ一つに大袈裟に反応した。
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