GWはママからもらったディズニー代20000円、初夏のワンピ、パーカー、フレアスカート、デニムスカート、買い込んで事務所クローゼットに、事務所で着替えて原宿。真吉備と毎日、遊び歩いた。
ママからのディズニー代はその日のうちに、優子さんに借りた十万円も残り12000円になってた。
GW明け、優子さんの口調はやさしいままだけど、なんか変わったような気がする。
「ちょっと頑張っちゃえば、すぐだよ」とか「高文さん、真吉備のおっぱい気になるって」
亮太さんたち、2対2で会ってくれない。もう、6月になった。パンツ、毎週売ったけど、3回、15000円。
真吉備が先に二人で会う約束をした。やっぱり警戒したって。でも2対2で会ったときと変わらなかったって。それであたしも亮太さんと二人でデート。手繋ぎ、上半身、一万円。それを2回。
「佐江、十万って遠いね」「うん、、、」「服中、変わらないよね。」真吉備のことば。「えっ?」「高文さんにだめかな?って言われちゃった」
6月末。真吉備もあたしも上半身の服中まで許してた。優子さんからバイト代の詳しい説明を受けた。
「亮太さんたち、会う回数増やしてくれてるから、なんとかなりそうだね」「でも、まだ八万円です。」「亮太さんも高文さんも迫ってこない?ふたりともすごく魅力的だから」「、、、」「佐江、キスしたことある?」「ないです。」「真吉備は?」「、、、」無言で首を振る。「じゃあ、ふたりともファーストAの資格あるじゃない」「えっ?」「Aはキスのこと。亮太さんと高文さんにはまだキスしたことないって言っておいてあげる。最初、一万円だし、そのあと毎回キスさせてあげれば、五千円追加。」
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