とにかく、俺もたかしも何度も何度も小学5年生の身体に抱きついた。後ろから抱きつく。脚を抱え込む。胸を包み込む。流れるプールに流されながら、波のプールで波に揺られながら、当たり前のように抱きつく。『おっ、たかしのやつ、いいなぁ』真正面から真紀子を抱きしめている。真紀子とたかしのおでこがくっつき少しずれたらキスするよう。と思ってみていたら、確かに、たかしの唇が真紀子の頬に触れていた。
俺も同じように碧唯の身体に抱きつき、キスの真似事を繰り返した。それにしてもよく動く。身体は大人になりつつあっても心が幼い。だから、無意味に体力を消費する。
2時にプールから上がる。早いのは7時には家に帰すため。それとビジネスホテルの部屋で休憩するためだ。佳純たちを含め3組?ともツインの部屋。荷物は男が持つ。碧唯のかばんは俺の部屋に、真紀子のかばんはたかしの部屋に運んだ。
策略~あとでふたりきりの時間を作るためと、着替えを手許からなくすため。
佳純たちの部屋に集合。「なんか旅行みたい。」碧唯がはしゃぐ。「旅行っぽいよ、ほら。」そう言って浴衣を見せる。女の子3人とも水着にTシャツのまま、車に乗ってホテルに来た。
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