睦美は、手繋ぎや抱きしめられるにあまり抵抗感がない。ただ、キスは嫌なようだ。
好きな人とする神聖なもの。
優子さんはすごい。小学生の女の子の逃げ道を塞ぐ。リンジィの秋物。夏物より当然高い。そしてセール価格ではない。「もとやさんと会うんでしょ。夏休み、たくさんかせげるから、少し貸してあげる。」利息は8月中なら、なし。「いくらくらい?」ワンピや秋ニット、スカート、「三万円くらい、あったらなぁ、」優子さんは「五万円、ロッカーにいれたから」
睦美がもとやさんからもらうお小遣いは、毎回5000円くらい。渋谷までの交通費、飲食代で残るのは3000円くらい。五万円借りたら17回は会わないといけない。もう8月7日。もうすぐお盆休みで睦美のうちは旅行に行く。2学期が27日に始まる。男とデートできるのは14日ほどしかない。そのうえ、女の子がプレッシャーがかかるように男の会う回数をコントロールする。「睦美ちゃん、かわいいからたくさん会いたいと思うけど、お盆休み明け、回数減らして。」「お小遣い欲しくて、もとやさんの言うこと、聞いてくれるから。」
お盆休み明け、17日土曜日、会わない。会えると思っていた睦美はショックを受ける。18日日曜日、会えない。お店に来ていた睦美に優子さんから「お金、大丈夫?三万円。たりないでしょ。」「あ、ありがとうございます。」「睦美なら返せると思うから。睦美だからだよ。」「はい。」「もとやさん、明日は大丈夫だって。きっとお小遣い、いっぱいくれるよ。」「はい。」「そろそろ服中、だめ?下もパンツの上からなら触らせてあげなよ。」「恥ずかしいから、、、」「チュウは?」「、、、」「喜ぶよ。」
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