今思えば、ほとんど毎朝、駅で同じ男が待っていて、電車の中でアソコがビショビショになるまで感じさせられていた美咲ちゃん。そのあと中学校へ行き、普通に授業を受けなければならないというのに、よく逃げ出さなかったものだと思う。
それでも彼女は、僕を見て嫌な顔をしたりしなかったし、電車に乗り込むと、いつも同じ場所に立ってくれた。
次第に僕は『美咲ちゃんも僕に触られるのを喜んでくれてるんじゃ?』と思うようになった。
そうなるともう、妄想が止まらない。彼女が嫌がってないなら、もっと先まで。『何とか車内で彼女と最後までできないものか?』と、無茶な欲望を持つようになった。
そこで、痴漢からセックスにまで持ち込んだ事例がないか、AVやマンガ、小説、経験談から事件報道まで、暇にまかせて調べまくった。
フィクションものは、荒唐無稽なものばかりで参考にならなかった。リアルな投稿や経験談では、みな口を揃えて『車内で本番まではムリ』と結論づけていた。そんな中で唯一、数年前に北陸の特急列車の中で起きた事件の報道が、僕の目を引いた。
それは、特急列車の自由席にひとりで座っていた20代女性の隣に痴漢男が座り、胸やアソコを散々に愛撫してメロメロになった所を、車内のトイレに連れ込んでレイプした、という事件だった。
『トイレか…』
エリス女学院御用達のそのハコにも、トイレがある。車両の後方、通路から奥に向かって、左3分の1のスペースが、かなり広めに作られたトイレ。右3分の1は、車両に垂直に座席が設けられていて、そこはいつも始発近い駅から、中年のサラリーマン達に占拠されていた。
真ん中に通路があったが、そこにエリスの子が立ち入る事はめったにない。この車両でも、そこだけはオジサンコーナーだから、JCは近寄らないということが、暗黙の了解になっていたようだ。
『あそこに美咲ちゃんを連れ込んだら、どうなるだろう?』
幸い、彼女が毎朝乗り込むドアは、オジサンコーナーのすぐ横にある。彼女はいつもドアが開くと、オジサンコーナーとトイレの横をすり抜けて真っ直ぐ進み、反対側のドアの前に立つ。
『先回りして、行く手を塞いで、真ん中の通路に押し込んで…トイレのドアの前に立たせて…』
僕は、美咲ちゃんをトイレに連れ込む計画を、何度も頭の中でシュミレーションを繰り返した。
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