美咲ちゃんの父親に挨拶に行った日の、次の週末。僕たちはデートした。
その日は父親は、朝から出張で出かけていて、帰りは翌日になる予定。久しぶりに門限を気にせずに一緒にいられる。
せっかくなので、どこか遠出でもしようかと誘ったが、彼女は僕の家がいいと言った。
彼女の家まで車で迎えに行き、マンションまで連れて来た。
玄関からリビングまで、美咲ちゃんはいつになく、部屋の間取りを確認するように見回しながら歩いた。今思えばこの時すでに『いずれはここに住むことになるのかも』と意識していたのかも知れない。
ソファに並んで座り、僕は挨拶の日、僕たちが帰ったあと父親とどんな話をしたかなど、色々聞いた。
でも美咲ちゃんは、言葉少なに答えるだけで、すぐに黙り込んでしまう。
『なんだろう?機嫌が悪いのかな?』
僕が不安に思っていると、彼女はスッと立ち上がり
「シャワー浴びてくるね」
と言った。
鈍感な僕は、この一言でようやく、彼女が何を考えていたのかが分かった。
清楚で上品な少女にも、性欲はある。当たり前だ。それどころか、そもそも彼女が僕に好意を持ってくれたのは、痴漢行為で感じさせられたことを、愛情と錯覚したのが始まりだった。
この状況で、美咲ちゃんが『早く抱かれたい』と思っていたとしても、何の不思議はないではないか。
僕は急いで、バスルームに向かう彼女を追いかけ、ドアを開けようとする彼女の後ろに立った。
「一緒に入っていいかな?」
僕が聞くと、恥ずかしそうに
「明るい所で見られるの、恥ずかしい…」
と消え入りそうな声で言った。
美咲ちゃんの父親が帰国してからは、昼間のデートがほとんどだったので、明るい内に交わったことも何度もあったのだが、ベッドの上で裸になるのと、バスルームで脱ぐ所を見られるのとでは、また恥ずかしさが違うのだろう。
僕が代わってドアを開け、軽く背中を押すと、美咲ちゃんはやっと脱衣所に入った。
その日の彼女の服装は、白いブラウスに細いリボン、濃い色のプリーツスカート。偶然だろうが、彼女がエリス女学院に通っていた頃の制服とよく似ていた。
自分でリボンを解こうとする手を抑え、後ろから抱きかかえるようにリボンを解き、ブラウスのボタンを外す。
ブラウスを脱がせ、ブラのホックを外すと、3年前より二回りも大きくなった、でもとても形のいいおっぱいが現れた。
僕が我慢できずに、左手で左のおっぱいをもみながら、右手でスカートのホックを外して下に落とし、ショーツに上から手を入れていじり始めると
「あっ… こ、ここじゃダメ… いやぁ…」
とせつな気な声で喘ぎながら身体をくねらせていたが、やがて自分でショーツを下ろすと、逃げるように浴室に入ってしまった。
シャワーの音を聞きながら、僕も急いで全部脱ぎ捨て、浴室に入る。
シャワーを浴びる美咲ちゃんの向きを替えさせ、跪いてお尻を抱き寄せると、お湯で濡れそぼったそこに口を付けて嘗め始めた。
「こ、ここもダメ…」
「ここでさ、しちゃおうよ。いいでしょ?」
「ダメぇ…」
「でも、もうガマンできないよ」
言いながら僕は立ち上がり、美咲ちゃんの左足を持ち上げ、開いた股間にいきり立ったペニスの先端を近づけた。
「あっ…これ、あの時と同じ…」
「うん。なつかしいね」
それは3年前、美咲ちゃんを電車のトイレで初めて犯した時と同じ体位だった。
僕が腰を落とし、下から突き上げるように先端を膣口にあてがうと、美咲ちゃんは僕の首に腕を巻きつけてしがみついた。
僕のモノが、美咲ちゃんの体内に、ゆっくりと滑らかに入ってゆく
「あ… 熱い… なんか、いつもと違う…」
「ナマだからかな?」
「そ、そうかも…」
中学生だった彼女を、万が一にも妊娠させたりしないように、初めてこのマンションで交わったあの日以来、挿入はいつもゴム越しだった。
でもこの日はなぜか、彼女もナマ挿入を嫌がらなかった。
僕の方にも、僕のモノを優しく柔らかく包み込む襞の感触が直に伝わってきて、いくらも動かない内にすぐ、射精感が来た。
「ヤバイ… 出ちゃいそうだ…」
「いいよ、そのまま… もう、大丈夫だから…」
僕はこの彼女の言葉を、今日は危険日ではない、という意味と受け取った。
だが美咲ちゃんは続けて
「もう、赤ちゃんできちゃっても大丈夫…」
と言ったので、一瞬背筋が凍りついた。
だがたとえそう言われても、ここまで進んでいて射精を止められるわけがはない。
結局僕は、実に3年ぶりに、彼女の子宮に熱いものをタップリと注ぎ込んでしまったのだった。
そのあと、お姫様抱っこで美咲ちゃんをベッドルームへ運び、すぐに正常いで2回戦。少し休んでから、バックで3回戦。ふたりともクタクタになるまで交わった。
仰向けにひっくり返り、肩で息をしている僕の横で、美咲ちゃんが、いつになく積極的に求めて来たわけを話してくれた。
「お父さんが帰国してから、あなたに抱かれていても、いつもお父さんを裏切ってるってことが頭から離れなくて、楽しめなかったの。でもやっと認めてもらえたから… 今日はすごく楽しかったし、気持ちよかった。」
「そうか…美咲ちゃんは、お父さん思いのいい子だね」
僕がそう言うと、彼女はゆっくり首を横に振って
「お父さんの前では素直でおとなしいフリしてて、隠れてエッチなことばっかり…それも、中学生の時から…」
僕はこれに、なんと答えたものか迷った。何しろ彼女をそんな風にさせた原因のほとんどは、僕にあるのだから。
でも結局
「どんな家の子でも、大きくなれば恋をするし、両思いになれば、エッチなことだってする。それをいちいち親に報告したりしないでしょ?それは、裏切りとかいうのとは、ちがうんじゃないかな」
などと、ありきたりのような事しか言えなかった。
美咲ちゃんはこの言葉に、いくらかでも安心したのか、横向きになって僕の肩に額を付けてきた。
僕は腕を伸ばして腕枕をしてやり、そのままふたりして、辺りが暗くなるまで眠った。
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