ノゾミが手足を押さえられていたのは何の為か。
凌辱されたくないが為、可能な限り抗おうとしたからである。
今のノゾミは違う。
もちろん凌辱されることを許容しているわけではなかった。
だが今はノゾミの理性が正常に機能しているとは言えない。
むしろ逆だ。
牝としての本能により覚醒してしまったノゾミは、男性器から得られる快楽への欲望に我を失っている。
少しでも下腹部の奥に男を導こうと、上から覆い被さる男子生徒の腰に両脚を絡めて引き付ける。
それでも足りない。
左右の手で乳房を触り、乳首を捻じりあげる。
まだまだ。
飢えを満たす為の刺激が欲しい。
既に挿入を果たした男子生徒の手が顔の右横にあることに気がついた。
ああ、そうか。
自分の手が二本しか無いのであれば、誰かの手を借りればいい。
視界に映った男子の手を右の乳房に導いた。
左もだ。
これでいい。
いや、まだ足りなかった。
自分自身の手が空いているではないか。
右手を股間に伸ばし、男子の恥骨とノゾミの恥骨の間に指を差し込み、秘裂の谷間を探る。
あった。
敏感な突起は肉厚になり、剥き出しになっていた。
んはっんくっむぐっくはっ
息が苦しい。
口に詰められた下着を取り出す。
息なんてしなくていい。
今は貪るだけだ。
ゲホッゴホッウゲッ
噎せた。
限界だ。
悔しかった。
肩で息をするうちに呼吸が整う。
驚きの表情を浮かべだ男子が、身体を硬直させてノゾミを見降ろしていた。
何をしているのだ。
堪らずノゾミは上体を起こし、男子を床に座らせる。
胡座をかいて座る男子の股間に跨がったノゾミは、腰を垂直に下ろしながら、下方から己れを肉の槍で貫いた。
ぁアあぁぁぁああァ
これなら。
これなら望むままに腰を動かすことが出来る。
最深部に突き立てられた槍の先端から精が放たれ、ノゾミの子宮口に直撃した。
ずきゅん
そんな擬音が相応しいような衝撃がノゾミを襲う。
びゅびゅびゅ、びゅびゅ、びゅ、びゅ・・・
肉棒が脈動するたびに子宮を叩く衝撃。
衝撃を受けると次の瞬間には絶頂を迎える。
それが繰り返された。
連続して果てたノゾミは意識が遠退く。
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