「冗談でしょ?冗談よね?あたしじゃなくてカナエだってば!」
既に聞く耳を持たない五人の男子生徒は、ノゾミを取り囲む円を更に狭める。
不意に一人の男子の手が、むんずとばかりにノゾミの腕を掴んだ。
それが合図であるかのように更に一人が手を伸ばし、もう片方の腕を掴む。
いつの間にか背後に回り込んだ一人にノゾミは羽交い締めにされてしまう。
正面に立つ二人のうち一人がブラウスのボタンを外し始めると、最後の一人がスカートの下に手を潜り込ませ、ハーフパンツと下着を一気に引き下ろした。
ひっ!
恐怖のあまり悲鳴さえ上げられないノゾミが、息を吸い込むような音を立てる。
一瞬、怯んだように動きを止めた男子生徒達は、再びノゾミの制服を剥ぎ取り始めた。
「あっやっだめ!嫌!こんなの酷い!」
「その酷いこと、あたしにしようとしたのは誰だっけ?」
「先生に言うから!警察にも行くから!」
「カナエに酷いことしようとしたら、ノゾミが逆にされちゃいましたっていうの?」
論破されたノゾミは黙り込み、縋るような想いでカナエに助けを求めようとするが、既に蹂躙され始めたノゾミは全身を弄り回され、悲鳴以外は挙げられない。
「声が聞こえたら、人が来ちゃうじゃない・・。」
そう言って近づいてきたカナエは、剥ぎ取られたノゾミの制服の中から下着を取り出すと、丸めて少女の口に詰め込む。
むんーん、ん、んむ槌ー
最早、悲鳴すら上げられなくなったノゾミは、それでも必死の抵抗を続けるが、五人がかりでは虚しいばかりであった。
んぐ!むぐ!
気の早い一人がノゾミの中に指を入れ、掻き回し始めるが、さして濡れてもいないノゾミ自身が、簡単に受け入れられる訳もなかった。
涙を流しながら何とか振り解こうとするが、男子五人の力に敵うわけはない。
「お、おい、濡れてきたぞ!感じてるのか?」
感じているのではなく、女としての生理的な反射に過ぎないのだが、それが男子中学生に理解出来るはずもない。
いつの間にかノゾミの両脚は抱え上げられ、大きく広げられた股間に男性器が充てがわれた。
何度かの失敗の後、ついに仲間の一人が挿入を果たしたことにより、男子生徒達から歓声が上がる。
諦めたかの如く同時にノゾミの動きが止まった。
慣れないピストン運動をぎこちなく続ける彼と、夢中になったあまり、無言で性行為を見つめる四人。
不意に挿入をしている男子が、腰を激しく動かし始めた。
その場の全員が、クライマックスの訪れが近いことに気付く。
もちろん、当のノゾミとて例外ではない。
その証拠に首を闇雲に振りながら、最後の抵抗を試みている。
「槌っ」
低い呻き声とともに男子生徒が一際大きく腰をグラインドしながら身体を反らせる、と同時にノゾミの動きが止まった。
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