肩で息をしながら、カナエは上半身を覆うキャミソールを引き裂いた。
産まれたままの姿になった少女は、床の上で俯つ伏せになると、教師に向かって尻を突き出す。
動物が交わる際の姿勢、後背位を求めるカナエは顔だけ振り返り、切なげな表情で教師を促した。
早くぅ・・来てよぉぉ・・
理性を失ったかのような教師は、金属音を起てながらベルトを緩め、下半身を剥き出しにする。
それでも避妊具を手にし、装着を終えたソレはカナエを僅かに怯えさせた。
あんな・・壊れちゃう・・
子供の腕ほどの太さの竿。
先端にある瘤は黒ずんで光っている。
ぞぶり
腰を抱えられ、肉の槍に貫かれた瞬間、カナエは腰を引く。
だが、槍は容赦なく少女の洞窟の最深部に向かう。
引き裂かれるような感触、だがそれは痛みではない。
カナエは身体を震わせながら耐えた。
快感に、だ。
カナエの肉体の中に注ぎ込まれる歓喜、それが満ちて溢れたらどうなってしまうのだろう。
そう思った次の瞬間、ゆっくりと槍は前後に往復運動を開始した。
往の動き、復の動きが注ぐ感覚が下腹部を満たす。
何度かの往復を繰り返すと、体内に収まっている肉棒が、不意にその運動の速度を上げた。
ぁああぁぁががあぐがぁ・・
獣のような叫びを上げているのが、カナエ自身だと気付くまで数秒を要する。
少女は心の奥底から恐怖した。
壊れるどころではない。
別の存在になってしまうのではないか。
獣と化して交尾するだけの存在。
望むところだ。
「イク、ぞ・・。」
カナエは教師の声に我に返る。
次の瞬間、カナエの下腹部の芯で何がが弾けた。
それまで経験してきた男が果てる際の脈動とは、ワケが違い過ぎる。
視界が真っ白になり頭の中も、また白い光に満たされた。
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