カナエとノゾミの差、それは個人差と言ってしまえばそれまでだが、カナエの身体が過去二ヶ月に渡ってノゾミにより、性的に開発されていたことに由来する。
指や異物を体内に挿入され、僅かにだが出血すらしていたカナエ。
一方でノゾミはカナエによる奉仕は受けていたものの、そのほとんどが口唇による愛撫であり、ハードな刺激は経験がない。
ぴちょ・・
萎えた男性器の先端に絡まっているだけの避妊具を取り去ったカナエは、グニャリとした肉の棒を軽く握ると、その先端にある尿道口に舌の這わせる。
ノゾミの弱点であった尿道口への刺激、男女問わずに性感帯であろうとの想像は当たっていた。
たちまち怒張し始める彼自身を頬張りながら、カナエは尿道口から裏筋へと巧みに舌を絡ませる。
時に頬と舌で挟むように、時に吸い込むような圧力をかけ、同時に精液を舌で舐めて取る。
汚れているという肉体衛生的な問題はあったが、自分自身が既に性的な意味で穢れているという観念的な諦念から、カナエにとっては大した問題ではなかった。
何しろカナエは、ノゾミの肛門すら舐めていたのだから、今更何ということもない。
舐め清められ反り返った男性器にカナエは、新たな避妊具を装着する。
男子生徒の上に跨がる途中、カナエは片脚をやや浮かせた状態で彼自身の先端を自分の膣口に当てがった。
そのまま、ゆっくりと自分の体重を利用しながら、体内に受け入れた肉の槍の先端が、カナエの最深部までを深々と抉ぐる。
もちろん痛みが無いわけではない。
だが、カナエは既にそれが痛みではないことを知っている。
ぁああぁぁぁあぁあぁ・・
身体を限界まで反らせたカナエは、顔を仰向けにし、声こそ発しないものの天に向かって吠えていた。
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