そろそろ、かな。
昨日の経験から射精を繰り返すたびに、刺激に対する感度が低くなっていくことは分かっている。
つまり何度か射精させれば、持続力が上がる筈。
カナエは反り返った男子生徒自身に指先だけを触れさせ、ゆっくりと滑らせる。
来る!
カナエは男子生徒の亀頭部を手で包み込むようにすると、竿の部分を軽く握った。
びくん!
大きく脈動すると同時にカナエの手の中に大量の粘液が放出され、小刻みな脈動を繰り返しながら、同時に精を放ち続ける男性器。
肩で息をしながら、射精による快感の余韻を味わう男子生徒。
何の刺激も加えていないにも関わらず、カナエも昂ぶっていた。
乳首とクリトリスは尖り、秘裂からは蜜が滲み出ている。
いつの間に制服を脱ぎ去り、食い入るように二人の行為を見詰めていたノゾミとて同様であった。
我慢出来ない。
カナエが手から精液を拭き取っている間、ノゾミは男子生徒の股間に手を伸ばし、そっと睾丸を手に包む。
ゆっくりと優しく握り、離し、握り、離し、を繰り返す。
途端に鎌首をもたげた蛇の如く、男根が力を取り戻し始める。
傍らでは処理を終えたカナエが、ノゾミの様子を興味深そうな表情を浮かべながら見詰めていた。
あたしだって・・
無言で立ち上がったノゾミは、男子生徒の膝の上に跨がり、互いの股間を接する位置をキープした。
人の気配を感じたノゾミが視線をずらせば、カナエが無言のまま、封を切った避妊具を手にして真横に立っている。
しゃがみ込んだカナエは、手際良く復活を遂げたペニスに避妊具を装着し終えると、そのままギャラリーとして見学を決め込むつもりらしい。
最早、引っ込みがつかないノゾミは、熱く固い肉の棒を己れの女陰の入り口に当てがった。
ゆっくりと腰の位置をずらし、挿入を進めるノゾミ。
だが、亀頭部が収まるあたりで、昨日のカナエと同様、動きが止まる。
仕方がない・・
ノゾミは腰を僅かに浮かせると、やや強引に重力を利用しつつ挿入を再開した。
めりめりめり・・・
無理に拡張されたノゾミの洞窟の壁が悲鳴をあげる。
脂汗を流しながら、それでもノゾミは声を発しなかった。
身体の最深部まで貫いたのであろうか、挿入が止まる。
背を丸め、痛みに耐えるノゾミの脳裏を過ぎる昨日のカナエの姿。
あれからカナエは更に腰を動かしていた。
とんでもない話である。
この激痛を堪えながら腰を動かせば、女陰が裂けてしまうのではないか、それ程の痛みであった。
だが、暫し動きを止めているうちに痛みは収まり始め、代わって新たな感覚が生じていることに気付くノゾミ。
びくん!
下腹部を貫く槍が大きく脈動する。
同時に槍が小刻みな脈動を繰り返す。
あ。
ぁあ。
不意に送り込まれた快感を僅かに味わった瞬間、彼自身が力を失い萎えていく。
痛みからの解放による安心と中途半端な快感への不満を同時に感じながら、ノゾミは全身の緊張を解き、男子生徒から身体を離す。
え?
身体を離した瞬間、ノゾミは蒼褪めた。
まるで生理の処置を失敗したかのように、女陰からの出血が互いの股間を朱に染めている。
驚いたような表情を浮かべたカナエが次の瞬間には、トイレットペーパーを差し出した。
股間を抑え、男子生徒の上から降りたノゾミだが、未だ膣内に何かの異物が挟まっているような感覚が残っている。
つつぅぅぅぅぅぅ
ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ・・・
左右の太腿を何条かの赤い雫が滴たっていく。
同時に下腹部の芯を満たす痛みがノゾミを苛む。
普通の女子中学生であれば、取り乱して泣きじゃくっていても不思議ではなかった。
だが、気丈にもノゾミは丸めたトイレットペーパーで己れの股間を押さえ、滴たる血を拭い始める。
選手交替の時間であった。
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