「ふわっ!」
カナエは純粋に驚きのあまり、声を上げてしまう。
無理も無い。
保険体育の教科書でしか知らない射精という現象に突如として遭遇したのだから。
再び分かりやすいジェスチャーでカナエを黙らせると、ノゾミはカナエの胸元に付着した精液を人差し指の先端で掬い取る。
「舐めてみたら?」
白濁した粘液の付着した指先をカナエの眼のまに差し出しすノゾミ。
カナエにとって男性器は排尿を兼ねた器官であり、尿道を経路として噴出した精液は尿と同義であった。
しかも鼻先に突き付けられたノゾミの指先からは、まるで魚のような生臭い匂いが漂っている。
怯えた眼をしたカナエは左右に首を振るが、ノゾミは容赦なく指先を近づけてくる。
「ほら、アーン。」
異様な光を瞳に宿して迫るノゾミは、ついに指先でカナエの唇に触れた。
犯され、そして穢されている。
その想いが脳裏をよぎった瞬間、カナエは屈服した。
固く閉じていた唇を開くと、ノゾミの指先を舐め始めるカナエ。
「くすぐったいよぉ。」
甘えた声を出しながらも、ノゾミは再び精液を掬い取り、カナエの口に運ぶ。
そんなことを何度か繰り返すと、ノゾミはカナエの胸元に付着した精液を指先を塗り広げ始めた。
酷過ぎる。
いくら何でも、あんまりだ。
だが既に心の折れたカナエは、微動だにせずノゾミの仕打ちを受け入れる。
カナエは涙ぐみながら、胸元を穢し続けるノゾミの指先を見つめ続けていた。
あ!
さすがに声にこそ出さないが、カナエは喘いだ。
ノゾミの指先がカナエの乳首にまでも精液を擦り付け始めたのだ。
既に尖っていた乳首から間断なく快感が迸る。
桜が極く短期間で開花するように、極く僅かな期間で少女から牝へと変貌を遂げつつあるカナエ。
そのカナエの桜色の乳首を、ノゾミは精液と唾液で濡れた指先で摘まみ、捏ね、捻じる。
蹂躙されているという心理的な影響にもよるのだろうか、それとも全裸の男子が側にいた為か。
いずれにせよ、カナエの感度はかつてない程に高まっていた。
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