ノゾミの指先の動きは巧みであった。
緩急をつけ、触れて欲しいポイントを敢えて微妙に外しながら刺激してくるかと思うと、不意にツボを的確に押さえた触り方へと切り替える。
いつの間にか体操服越しにカナエの乳首を唇に含んだノゾミは、唇で挟んだ敏感な突起を舌の先で転がしつつ、下腹部を弄り続けていた。
何度か絶頂を迎えそうになるカナエの昂ぶりを冷静に見極め、ギリギリのところで果てることを許さないノゾミ。
おね・・が・・・い・・
くる・・っちゃ・・う・・
生殺しの状態が続くうち、ついに弱々しく哀願し始めたカナエ。
汗とノゾミの唾液で濡れて貼り付いた体操服とキャミソールは、くっきりとカナエの身体のラインを浮き上がらせ、いっそ脱いでしまった方がマシな程に扇情的な光景になっている。
「いいの?イキたいの?イカせてあげよっか?」
「うんっ!うっく、うん、んっ!んっ!うん・・」
喘ぎながら木偶のように頷くことしか出来ないカナエに、最早まともな判断力は無い。
ノゾミは体操服とキャミソールを捲り上げ、胸のあたりまで素肌を露出させると、後ろから抱き締めるようにカナエの背後に回り込んだ。
背後から回した左手が乳房を、右手が股間を容赦なく弄り始めるや否や、カナエは呆気なく絶頂を迎えるが、ノゾミの指先は止まらない。
指の蠢きがもたらす刺激は、繰り返しカナエを絶頂に誘うが、幼い身体には受け止めきれないのだろうか。
「あ・・・無理!・・・もう無理・・・」
そう呟いたと思うと、その場にカナエは崩れ落ち、意識を喪ってしまった。
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