「わぁ信君ありがとう」と凄く嬉しそうに言った。2人席に座った。「開けていい?」「いいよ」ガサガサと包装紙を取った。「わぁ可愛いバッグ」と言ってバッグを見つめた。「中見てみ」と言って由美は中を開けた。「あっもう一つある」と言って中身を取り出した。「あっ財布だ!バッグと同じデザインだぁ」と嬉しそうに言った。「信君本当にありがとう…大事に使うね」「おう無くすなよ」「うん!」とバッグを脇に置いて、由美が「はいこれ、プレゼント」と小さな包みを俺に渡した。「何だろ?」と包みを開けると可愛いらしい携帯ストラップだった。「お揃いだよ」と由美は自分の携帯を見せた。俺は「ありがとう!」と言ってすぐに携帯にそれを付けた。そのストラップは由美のと一対になっていた。…ピンポーンとチャイムが鳴った。誰だ?と思って出ると朋子と6歳になる娘の涼華(すずか)だった。「おぉいらっしゃい。すずもいらっしゃい久しぶりだね」と言うと元気に「信おじちゃん」と言って抱き付いてきた。「朋子さんいらっしゃい。すずちゃんもいらっしゃい」と由美が言ったので「すずの事知ってるん?」と聞くと「何回かあった」と言った。
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