マリア ~永~
ドアを開け
「ただいま」
と声を掛ける。
すぐにスリッパの音をたてながら
「お帰りぃ、お疲れやったなぁ」
と まりあがカバンとスーツを受け取りに来る。
受け取ると 空いた方の手を顔の横にかざし
「似おとるかぁ?」
と聞いてくる。
「あぁ、この世で一番 似合ってるよ」
まりあはニィーと笑い台所へ戻り、夕飯の支度に戻った。
まりあは指に安物の 指輪 を一つ、つけている。
まりあの誕生日に俺はプロポーズした。
「お、俺の女房になってくれないか?」
まりあは
「うちはずっと前からオッチャンの女やぁ」
と言い、指輪を受け取り 指にはめ
「似おとるかぁ?」
と涙を溜めた目で聞いてきた。
二日後、まりあと一緒に役所へ行き、二人の名前を書き、二人の判子を押した紙を提出し、
俺達は夫婦になった。
毎日のように まりあを抱いた。
抱けなかった年月の分を取り戻すかのように。
少し張りの無くなった胸を揉み、まりあの中へ指を入れ動かす。
まりあの中は、初めて会った中学生の時と同じように 狭く窮屈に指を締め付けてくる。
「あぁ…気持ちええわぁ」
まりあの口は何度も喘ぎ、まりあのアソコは濡れて音を出す。
狭く窮屈な場所へ俺のモノを捩じ込んでいくと、まりあのソコが抱きしめる様に締め付けてくる。
二人真っ裸で恥ずかし気もなく、求め合い 絡み合う。
まりあの奥深くを突き、まりあは仰け反り
「あ~ソコやぁ…ソコやぁ…」
と爪を立ててくる。
まりあの奥深くが俺のモノを包み込んで扱いてくる。
「オッチャン…アカンわぁ…うちイッてまうわぁ…ええかぁ…ええかァァァァ」
「うっ…俺もイクぞ…まりあ…まりあ…」
俺のモノから まりあの奥深くへと快感が流れていく。その快感はまりあを激しく痙攣させて、また戻ってきて俺の中で快感が駆け巡り またまりあの奥深くへと流れていく。
いつ終わるともなく、快感が俺とまりあの中を駆け巡る。
求め合った後に
「まりあ、喉が渇いた」
と言っても
「うち、ヘトヘトやぁ」
と言って起きてくれないので、俺が起き上がり飲み物を持って戻ると、すでに寝息をたて 寝言を言っていた。
「それは、うちのメザシやぁ!うちの男やぁ!」
そして食べている様に口を動かした。
まりあに俺は食われてしまったようだ。
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