ロリータ 官能小説

私 頑張ったんだよ
本当に頑張った
だから 高校でも
また 浩くんの
後ろ姿見れる。


でも ちょっと
…ショック

勇気だして
話し掛けたのに

「あれ？…
同じ中学じゃん？」

違うよ

同じクラスだよ…


でも いい
浩くんの後ろ姿
見れるし
友達も出来そうだし

私 ブラスバンド部
に 入った。

みんな いい人
何も弾けない私に
教えてくれるし
顧問の先生も
優しいし…

ちょっと 体に
触れる事 多いけど
スキンシップだし…
胸 小さい私の体
こんなオジサンは
興味ないよね


ひとりぼっちで
机に 居ると
声 掛けてくれた人
いたよ
嬉しかった。

少し喋っただけで
すぐ 他の子のとこ
行ったけど
嬉しかった。

なんか あの子
男子のとこばっかり
行ってる
いいなぁ 私も
あんな風に
出来たらな…

とりあえず 女子の
誰かの子の後ろに
机の後ろで
立って 笑っとこ

ひとりぼっちに
見えないから
みんなの会話
よく わからない
けど 笑っとこ

そのうち だんだん
自然に
出来るよ
笑えるよ


ねぇ ママ
友達 出来たよ
本当だよ

なんか 私
はしゃいでるね

おかしいよね…

ママには ずっと
昔から
友達の話ばかり
してたのに
初めて出来た
友達みたいに
はしゃいでるね
私…

ママも嬉しそうに
笑ってくれてる
だから もう少し
友達の話するね


今日も朝から
浩くんの後ろ姿
見れた。
あの子も
おはよー って
私 ちゃんと
返事出来なかった。

次は 私から
おはよー って
言うね
上手く言えるかな。

また あの子が
声 掛けてくれたよ
友達の輪に
入れてくれたよ。


ねぇ ママ
今度 遊びに
行ってくる。
友達と！

やっぱり 変だよね
初めてだよね
友達と遊びに行く
って 言うの。
ママ笑ってるから
私も笑っちゃう。

なんか 楽しいね。

行ってくるね！
友達と遊びに
行ってくるね！




あーぁ
ひとりで遊んでれば
良かった……
遊びに
行かなければ
…良かった。

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