2人ベッドに入りおやすみのキスをしてから寝た。いつもハグする様に眠る。由美の体は柔らかくて温かく抱き心地がいい。昨日は抱きしめられなかったので、余計に気持ち良く感じた。俺はもう由美がいなくてはダメだと思った。それ程、由美が愛おしく思えた。そんな中ふと考えた(由美は俺の事愛しているのか?それともただ気を使っているだけなのか?俺といて幸せなのか?もしかしたら俺のエゴじゃないのか?由美の幸せは違う所にあるんじゃないのか?それを俺が奪ってるのでは?セックスも無理してるんじゃ?)とても不安になった。浅い眠りの中由美が寝返りを打ち、俺に抱き付く様にして寝ている。(いやっ由美は俺を慕ってくれている。じゃなきゃとっくに逃げてるだろう。それに…)と思っていたら、「う…ん…信君… 大好き…」と寝言を言った。それを聞いて不安が少し薄れた。少し眠った。明け方目が覚めた。トイレに起きて一服しにベランダへ出た。初夏とはいえまだ明け方は冷える。東の空が明るくなっていた。再びベッドに入って布団を掛ける。由美を後ろから抱きしめた。
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