「尿瓶なんて売ってんだ」「介護のコーナーにあった」「へぇ」由美は布団の中に両手を入れて、俺のズボンを足首まで下げた。俺はもう恥じらいはなく由美に全て任せた。俺は尿瓶を出し入れし易い様に片膝を立てた。由美は尿瓶を入れ「ちょっと待ってねぇ」と言って息子を掴み、尿瓶を当てがった。「入ったからいいよ出して」…ジョジョーとした。「終わった?」「終わった」「蓋するから動かないで」と言って蓋をして尿瓶を出した。「うわっいっぱい出たね」 「スッキリした」フフっと笑って捨てに行った。戻ってきた由美に「今日は別の布団で寝てな」と言うと何で?とゆう顔をしたので「まだ汗かくと思うし、一緒だとびっしょりになるから」と説明すると「…わかった今日は我慢する」 と言ってしぶしぶ了解した。由美はベッドの隣に布団を敷こうとしたので、「風邪うつるから向こうの部屋で」と言うが「ずっと看病してたからもううつってるよ」と言って聞かず布団を敷いた。由美はお風呂入ってくると言って風呂場へ行った。俺もやり取りに疲れて再び眠りについた。いつの間にか朝になっていた。その日もまだ熱が下がらなかった。
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