着替えて居間に行くと夕飯のハンバーグが出来ていて、缶ビールも置いてあった。席に着くと由美がビールに手をかけたのでそれを制して言った。「ご飯の時、お酒は用意しなくていいよ!俺、お茶派だから」「あっごめんなさい」「いいよ俺も言ってなかったし…水あったよね」「すぐ持ってきます」 由美は慌てて用意してくれた。ご飯を食べる前に由美に荷物を渡した。「これ何?」「開けてみ」ガサガサと開ける。「あっ携帯!?」「それ由美用な」「ありがとうございます」「もう俺の番号とアドレス入ってるから」「嬉しい」と涙ぐんだ。由美の隣に行き「写真撮ろう」と言って何枚か2人の写真を撮った。それからご飯を食べた。由美が作るご飯は本当に美味しくて、少食の俺が珍しくおかわりまでした。「朋は何時に起きたん?」「9時頃起きて、ご飯食べてすぐ帰ったよ」「マジか!」「頭痛いって言ってた」 「ハハっアイツらしいな」「朋子さんて…面白くていい人だね。いっぱい信君の過去聞いちゃった」「何聞いたん?」「教えな~い」(アイツ、何言ったんだ…気になる)と思った。「教えないとチュウするぞ」「教えな~い…キャァ」 と言って2人じゃれあった。
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