少女との楽しい日々は あと少しだけ続いた
再び 少女のあの携帯を見るまでは……
仕事から帰ると いつも出迎えてくれる
部屋から顔だけ出していたり
走ってきて抱きついてきたり
体半分 見えているのに 隠れて驚かそうとしたり
少女の好きな おかずをあげると代わりのものをくれたり
嫌いな おかずをあげるとふくれながら食べたり
膝の上で 動物の本を見ながら 一匹づつ説明してくれたり
これは大きかった
これは恐かった
これは寝てばかりだった
これは可愛かった
最後のページまでいくと また最初から説明してくれたり
ベッドの上で何度も 気持ちいい と言ってくれたり
何度も 出ちゃう と漏らしたり
シーツを干してる時に おねしょしたのか?と言うと ずっと怒りながら俺のお尻を叩いてきたり
湯に浸かりながら 声をだして数えてくれたり
俺の隣で 身体を丸め朝までずっと寝てくれていたり
ごめんな…
腹の底から 笑わせる事は出来なかったよ…
あんなもん 見ちゃったから……
でも 見ないと ダメだったんだよな…
ちゃんと 笑わせる為には…
俺は 見てやれないけど…
必ず 笑えよ………
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