弁当を食べてる時 少女の箸があまり進まず 時々お腹をさすっていたので
「お腹痛いのか?」
と聞くと 小さく頷いた
「ウンチして来いよ」
と言うと少女は口を尖らせ下を向いたが少ししてから頷いてトイレへ行った
少女の携帯の充電ランプが消えていたので 携帯を開け電源を入れた
可愛い待ち受け画面が表示される
子供らしい可愛い画面を見ながら どう連絡したらいいか考えてたら 待ち受け画面が
メール受信中
の画面に変わり 受信件数が増えていった
親も心配でたまらないんだろう 早く帰してあげなければ…
件数は更に増えていき だんだん俺は恐くなってきた
メール受信中
の画面はいつまでも表示され 受信件数がどんどんどんどん増えていくばかりだった
ようやく止まってメールを見ると 送信元に〇〇ちゃん〇〇ちゃん〇〇くん と友達らしい名前がならんでいた
最初のメールを読んで俺は眉をひそめ その次もその次も いくつか読んでいくうちに吐き気をもよおし目を背けた
学校綺麗になったよ
だから 来ないでね
また 臭くなるから
ウザイ ウザイ ウザイ
ウザイ ウザイ ウザイ
おしっこ こぼしちゃったから拭きにきて
ちゃんと お前の服でふけよ!
あっ やっぱいい
よけい臭くなるから
消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ 消えてお願い
ウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイウザイ
気がつくと少女がトイレから出てきていて 俺を見ていた
無表情に…心を閉ざし…冷たい眼差しで
野良猫のように
すがる気持ちでメールを遡ってみたが どれも同じようなものだった
最初の方に
お母さん
と登録されたメールもあったが 二日前に送信されていたのに とても娘を心配してる内容ではなかった
なんなんだ…
なんなんだ…これは…
なんなんだよ…
なんなんだ!これは!
なんだ!これは!おい!なんだ!ふざけるなよ!チキショー!チキショー!チキショー!
なんだこれは!誰か答えろよ!おい!答えろよ!
臭い?ウザイ?消えろ?書いたやつ来いよ!今すぐ来いよ!来いよ!来いよ!チキショー!チキショー!チキショーーー!!!!
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