お昼を食べた後、亜季は図書館に行くと言って出かけていった。
裕未はキャンプの疲れが出たのか、それに寝不足もあったのだろう、テレビの前でごろんとなったと思ったらすぐに居眠りを初めてしまった。ちょっと揺すったくらいでは起きそうもない。
真夏とはいえ、キャミと短パン姿では寝冷えしてしまうので、裕未をそのままにするわけにもいかず、お姫様抱っこで部屋まで運んでやった。
ベッドに寝かせ、タオルケットをかける。
1学期の身体測定では151cm42kgとなっていたが、今の裕未は明らかにそれより成長していて、背も伸びて肉付きも良くなっていた。
母親を早くに亡くして、どんなにか寂しい思いをしてきただろうに、俺を気遣ってか、泣き言や恨み言は一切口にしない。それが逆に俺には痛々しかった。
満たされもせず発散もできずの環境の中、ストレスというかフラストレーションというか、そういったものを溜め込んでいたであろう幼い心が、思春期になったときにどのような形で噴き出すのか不安で仕方なかった。でも、今のところ問題は起きていない。多分ちょうどいい時期に亜季が一緒に暮らすようになったんだと思う。
亜季の妹ぶりは、まったく見事だった。自分の立ち位置というか、役目というか、そういうのをとても強く自覚していて、それをとてもうまく実践していた。状況に応じて時には姉のように、また時には母のように接してくれて、それでいて裕未をバカにしたりしないのだから、感服してしまう。その上手さゆえに時々怖いくらいだったのだけど、特にそれが亜季のストレスになっている風でもないので、すっかり亜季に頼りっぱなしになっていた。
だからこうして裕未と二人きりになるのも、寝顔を間近で見るのも、思いのほか久しぶりだったことに気がついた。
「こいつ、由希子に似てきたな」
さっき昔の事を話題にしたせいもあるのだが、裕未を通して、俺は何気に死んだ妻のことを思い出していた。
裕未の顔を撫で、髪を撫で、想いに耽る。
『由希子・・・』
俺が初めて由希子と結ばれたのは中2の夏なんだけど、そのころの由希子のボリュームと今の裕未のボリュームが似てて、リアルにその時のことを思い出した。
なんだか久しぶりの裕未との接近に、ドキドキしてきた。
思いのほか成長していた娘の姿に、ドキドキしてきた。
由希子との初体験なんか思い出しちゃったせいか、父親としてあるまじき悪戯心が湧いてしまった。いやいや、あるまじきとは言うものの、実は日本中の娘を持つ父親なら誰もが思い描くであろう『娘の初物つぶし』の妄想なんだけどね。
「もう好きな男の子とかいるのかな・・・」
裕未の顔を撫で、唇を撫でる。
「可愛い唇だなぁ・・・」
何度も唇を撫でる。心臓がバクバクいってる。
顔を近づける。心臓が飛び出しそうだ。
「チュ!」
やっちゃった。
娘にキス、しちゃった。
なんだ、これ、スゲードキドキする。
そしてわけのわからない喜びが湧いてきた!
「よっしゃー!裕未のファーストキス、俺!」
思いもよらない達成感!これはいい!やった、やっちゃった!
「最近の子供はエロいっていうから、もう触られたかもな」
でモミモミ。形の良いおっぱいをモミモミ。、懐かしい感触。キャミを捲り上げて、おっぱいを眺める。
「おー、綺麗な形だ、乳輪は小さすぎず大きすぎず、こんもりしてて綺麗なもんだ、、乳首はまだ陥没気味かぁ、子供だなぁ、可愛いもんだ、色は最高♪」
でレロレロ。チュパッ、レロレロチュー。よーし、裕未の乳首レロレロは俺が最初な!
笑いがこみ上げてくる!裕未オッパイげっちゅー!俺って本当バカ、と分かってるんだ、分かってたんだ、もう満足満足と思ってたはずなんだけど…
「そうなると、こっちも確認♪確認♪」
短パンをそーっと下ろすと可愛い縞パンが出てきた。意外と丸みのある腰のラインは女性器の順調な発育を感じさせた。お尻を抱えて真ん中のこんもりした丘に鼻を押し当てて深呼吸。なんとも爽やかな香りを胸一杯に吸い込んで息を止めて、パンツ一丁の裕未の姿を眺める。
子供でもない、大人でもない、今しかない儚げな美しさと妖しさに溜息が漏れる。
『我が娘ながら最高に可愛い』と嬉しくなってしまって、この子を誰かに渡すなんて勿体ない勿体ない・・・。と、短パンを元に戻すはずだった手が何故か短パンを脱がせてしまって、更にパンツにかかる。
「いやいや、それは無いって、こらこら、それは無い・・・おお~~ぅ」
あれよあれよという間に縞々パンツもするすると脱がせてしまった。
「お、まだ生えてないのかな?どれどれ、おー、少ーしだけあるな、産毛がちょっと濃くなったみたいな・・・あはは、可愛いなぁ」
その産毛をそよそよと撫でて、ゆっくり隈なく舐めてあげた。
「さてさて」
と、懐かしのおしめを換える時の格好をさせる。丸見えになったそこは、昔のとはまるで違っていた。
「綺麗なもんだなー、人形みたいだ。ビラビラもはみ出てないし、ぜんぜん臭くないし、これなら喜んでクンニしてもらえるだろう」
で、そーっと開いてみる。無頓着な子供にありがちなトイレットペーパーのカスがついていたり綺麗に洗えてなかったり、という粗相がなく、とても綺麗で清潔だった。
「こういうところが女の子の気配り感じさせるんだよな。裕未はガサツな女じゃなかった。良かった良かった」
でレロン。爽やかな塩味と弱い酸味。レロン、レロレロ、チュー。よーし、初クンニは俺な!
もう脳みそがどうかなってた。誰かがダミープラグをねじ込んだに違いない!俺が俺じゃないみたいな、頭がグツグツと沸騰している感じだった。
そして、色素の薄い肛門を観察。ちょっと広げてみると、ほのかに香ばしい肛門臭が漂う。
「これはいかん、女の子がこんな臭いをさせてはいかん。綺麗にしないと」
レロン、レロレロ、グリグリ~、レロン!よーし、ここの初舐めも俺な!
「あー、つぶしたつぶした。これで裕未がどんな男と付き合おうと、すべて俺のお古なんだよ、すまんな!未来の彼氏!わはははは!いやー役得役得」
もう救いようのない変態と化した俺を止める者はそこにはいなかった。
裕未が起きてないか心配で見てみる。腕で顔が隠れてたけど、隙間から見える目は固く閉じられて、まだまだ爆睡中のようだった。
「まだ起きそうにないな・・・」
あれあれ?もう十分満足したはずですよー、おーい、お父さーん、もう服着せてあげないとダメですよー。何やってるんですかー。
と自制心に働いてもらったんだけど、脳みそ沸騰の変態おバカさんには全く効果がなかった。
一旦離れて横たわる裕未を見ながら、俺は両手を天に向かって掲げて叫ぶ。
「裕未は可愛い!世界一可愛い!俺の娘!もう俺のもの!」
何故かノリノリで自分のズボンとパンツを脱いでしまいました。再びベッドに乗って、再び裕未におしめ交換のポーズをとらせてしまってます。
「ごっくん。」
露わになった裕未のワレメにちんぽの先をそーっと当てる。よーし、初ちんぽタッチ、俺な!
「あはは!やっちゃった、ちんぽタッチまでやっちゃった!」・・・バカみたいにはしゃいでいる馬鹿がそこにいた。
どうにかクリトリスを探し出して、それにもちんぽを当てる。よーし、初クリタッチン、俺な!
「いつかは誰かに取られてしまうんだもんな。父親なんて、道化もいいとこだわ」
肛門にも押し付けて初アナルタッチ、俺な!
で、ここでフル勃起していることに今更ながら気がついた。
「俺、父親だぞ。娘に勃起してどーすんだよ」
やれやれ、と頭をかいて冷静を装ってはみるものの、馬鹿の悪戯心はまだ萎えない。
「しょうがないなー、これで仕上げとするか、娘の初物つぶしの義!」
と、裕未のワレメにちんぽを当てたまま、手でしごく。自分でもびっくりするぐらい気持ちよくて、我慢汁がコクコクと溢れてローションみたいになっていた。腰も使って、ワレメを行ったり来たり、行ったり来たり。肛門をぐりぐりしてその圧力のままぺろんとワレメをなぞるのが妙に楽しい。やがて快感の加速が止まらなくなり、赤黒いちんぽがパンパンになった。
「はぁ、はぁ、裕未、かけてあげるね」
娘の性器に精液をかける。この発想はすでに完璧なまでに鬼畜なのだが、脳みそがとろけてしまった俺は、更にその先に踏み出してしまった。
「とちょっとだけ、ほんのちょっとだけだから」
どうせ精液をかけるなら、少しは膣の中にも入れてやろうと、軽く先っちょを押し当てたら、にゅるんと亀頭が入ってしまった。うわわ、こんなつもりじゃ、と慌てて抜いて裕未の顔を見ると、まだ爆睡中のご様子。射精感が高まる中、ちょっとだけ、ちょっとだけ、つぶやきながら、また押し当ててみる。
「ちょっとだけだからね、大丈夫だよ、裕未の処女はなくならないよ」
トクトクと溢れた我慢汁は裕未の入り口に溜まり、ヌラヌラと怪しく光っていた。そこにちんぽを当てて、ちょっと押すと、大きな亀頭がヌポっと飲み込まれる。入れては出して、入れては出して、次第に我慢汁が泡立って、ヌチャ、ヌチャと淫猥な音をたてる。それはたまらなくエロくて気持ちよかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、もう、終わるよ、もう終わるよ」
娘との入口だけの疑似セックスが終わってしまうのは惜しかったけど、止め処なく積み重なる快感が、切ない鈍痛が、腰の自由を奪っていく。
「出る!出る!出るぞ!」
射精に至るその瞬間、下半身が硬直し、のけぞると同時に腰がぐっと前に出てしまった。
「あ!」
と思った時にはちんぽはズッポリとハマっていて、ビクンビクンと跳ねながら精液を吐き出していた。
ドピューッ、ドピューッ、ドピューッ、ドクッドクッ、ドクドクドクドク~
「あ、ダメダメダメ、裕未の中に入れたらダメ、ダメなんだって・・・」
とんでもない事だと分かっていても、すぐにでも抜かなきゃいけないって分かっていたのに、微動だにできなかった。気持ちよすぎた。
最後の一滴まで出し切ってから、ようやく腰の自由が戻ってきた。
『抜かなきゃ、裕未に入れちゃダメだ、娘なんだぞ、娘なんだぞ』
腰を引くなり離れるなりすれば簡単に抜けるのに、どうしたわけか体が動こうとしない。
『ほら、抜くよ、あれ?抜くよ、あれ?抜くよ、あれれ?』
必死になって引いた腰が、何故かまた戻ろうとする。いつしか俺は腰を振っていた。
『こ、これが裕未の、娘の膣の感触か』
萎えかけたチンポが裕未の膣に擦れて凶悪なまでに硬く大きく復活していた。
『大丈夫だ、一回ぐらいじゃタンポンと同じだ、裕未はまだ処女だ、まだ処女だ』
ヌチャヌチャといやらしい音とベッドのきしむ音がリズミカルに響く。裕未の顔が赤くなり、半開きになった口からはそれと同じリズムで小さな喘ぎ声が漏れていた。
「裕未、お父さんは裕未の健康を調べているんだから心配いらないよ」
と覆いかぶさり、乳輪のぷっくりした幼い乳房にむしゃぶりついた。
あんむ、あんむ、レロレロレロレロ・・・
「はぁ、はぁ、はぁ、裕未、最高だよ、すごいよ裕未」
腰の動きは早まるばかり、入れても抜いても欲しいところに快感を与えてくれる裕未の膣はまるで俺の為に作られたようだった。
「あ、あ、あ、ゆっ、裕未、で、で、出るっ!」
背中に回した左腕と、腰に回した右腕で裕未の体をロックして、これ以上ないくらい深く挿入し、下半身と下半身を密着させ、一切の隙間をなくすほど強く密着させて絶頂を迎えた。
ドピュー!ドピュー!ドピュッ!ドピュッ!ドクッ!ドクドクドク・・・
2回目だというのにとんでもない量の精液が尿道を駆け抜け、裕未の幼い子宮の中目がけて解き放たれていく。
裕未も大きく息をして、唾液で濡れてテラテラした乳房が上下に動いていた。
驚いたことにチンポはまだ萎えずに、裕未の狭い膣と一体化したかのように刺さったままだった。
裕未の、初セックスand中出し、俺な!
事ここに至っても、まだバカな俺はそんなことを言って喜んでいた。
『もうこんなことはできない。裕未の中にチンポを入れるなんて、もう二度とできないのかぁ』
そう思うと、もうこのまま永遠に裕未と繋がっていたいという欲望以外何も考えられなくなってしまった。
完全に俺の形を覚えた裕未の膣は、怪しくうごめいて俺にもっと擦れとねだるようだった。子供が欲しがるなら与えてやるのが親の務めだよな、などとほざきながら深いストロークで裕未を擦り味わった。
腕で顔を隠したままの裕未はもう起きているのかもしれなかった。でもずっとされるがままということは、なんの遠慮も必要ないということだ。
ハメたまま裕未を抱き起こし、対面座位にして抱きしめ、そのまま仰向けになった。つまり裕未が上になったのだ。
そして裕未の可愛いお尻を鷲掴みにして強く揉む。裕未が吐息を漏らす。お尻を揉みしだきながら深いピストンのピッチを上げる。最初の強すぎるほどの締め付けが弱まり、ネットリと絡みつくような感触に変化してきた。これが凄かった。女性の膣ってこんな気持ちのいいものだったのかと感激してしまった。押し込む度にお溢れ出る愛液は、俺と裕未の分泌物が合わさった濃密なものだった。
その愛液にまみれた肛門を指でなぞると、誘われるようにヌルッと飲み込まれてしまう。すぐに反応して強く肛門を締めて押し出そうとするのだけど、俺の力にはかなわない。直腸の中に指を深く入れると、真ん中にちょっと硬いうんちがあった。
「裕未のうんち見ーつけた。ほら、今裕未のうんちを触ってるんだよ、ほら、わかるだろ」
「いや、いや、うんち、いや」
まだ顔は見せないけど、とうとう裕未が言葉を発した。
「健康な証拠だ、りっぱなうんちが詰ってるぞ」
1本だった指をもう1本増やし、肛門をどんどん広げていく。
「いやぁ、お父さん、おしりの穴、広げないで、出ちゃう、うんち出ちゃう」
「うんちを出すのは大切な生理現象なんだよ、我慢しなくていいんだよ、出したくなったら出しなさい」
広がった肛門を締めようと裕未が括約筋を動かす度にそれに連動して膣が締まるので、ちんぽの快感が益々高まっていく。顔を赤くして切ない吐息を断続的に漏らす幼い娘に、どうしようもない劣情に染まってしまった父親が容赦なく責め続ける。
裕未の肛門に左手の指も入れてやる。俺にしがみついている娘にちんぽをブッ刺し、両手で肛門を広げようとする父親がそこにいた。
左右2本ずつの指で広げられた肛門は裕未の抵抗を虚しいものにし、直腸のうんちはひくひくと前後して今にも飛び出しそうになっていた。幼い膣がうねるように収縮し、奥行きが浅くなっていた。
「ほら、裕未の子宮が下がってきてるよ。お父さんの精子が欲しいよーって言ってるんだ。裕未はいやらしい子だね」
と耳元でささやいてやると、
「いやらしくないもん、裕未、いやらしくなんかないもん」
「じゃあ精子は入れてあげないよ、外に出しちゃうよ」
「いや、そんなの、いや」
「どうしてほしい?」
「出して、そのまま、出して」
「お父さんの精子が欲しいのかい?」
「うん、出して、お父さんの精子出してぇ」
とちゃんとおねだりするではないか。これで一気に昇りつめた。
「はっ、はっ、はっ、い、いくぞ、出すぞ!」
「来てっ、来てー」
「あ、あ、あ、あうっ!うううっ!」
ドピュー!ドピュッ!ドクッ!ドクドクドク・・・
「あ、あ、あ、だめ、だめ、だめーっ」
裕未が首を振って叫びだした、何事かと思っていたら、肛門に入れていた指が一気に押し出された!
ブリッ!ムリムリムリムリーーーーー、ブッ!ブッ!ブフゥ~
「いやあああ!」
あまりの快感に大量のうんちを排泄してしまった裕未だった。
一気に充満する裕未のうんち臭に更に興奮した俺は、もう完全に狂っていた。
「ああ、裕未、裕未、裕未」
「何してるの?」
ギクゥ!!
いつの間にか部屋の入り口にいた亜季の声で我に返った。
「え!いや、別に!何も!」
目の前にはちゃんと服を着てタオルケットをお腹にかけて眠ってる裕未がいた。
「何してたの?」
「いや、何って、裕未を寝かせてたんだ」
俺は眠っている裕未の上に、四つん這いになって覆いかぶさっていた。
「ふーん」
危なかった。今の妄想は危なかった。
すやすやと眠る裕未を見ながら、妻の中学時代を思い出しながら、よく育った娘の肢体を見ながら、娘の初物つぶしなんて妄想しちゃって完全にトリップしてた。危ない危ない。今朝の夢といい、俺、性欲が異常になってるのかも、と自分自身に不信感を抱くことで、この場をやり過ごそうとしていた。
「裕未ちゃん、女っぽくなったでしょ」
「え、ああ、そうだな、でもまだまだ子供だよ」
「子供は子供でしょうけど・・・。じゃあ裕未ちゃんのおっぱい触ってみてくださいよ」
「そんな変態エロ親父みたいなことできるか」
「娘の成長を見て見ぬふりする方が、後になって取り返しのつかない事件に発展するんですよ」
「そうなのか?」
「統計が出ています」
「見て見ぬふり・・・」
「もうブラジャーもしてるんですよ」
「そうなの!?」
「こないだ一緒に買いに行きました」
「へー、裕未が、ブラジャーね」
「ほら、ドキドキしたでしょ」
「いや、そんな」
「だから触ってくださいって」
「・・・」
俺は言われるまま、裕未の胸の膨らみの上に手を置いた。。
「どうですか?」
「うん、膨らんでる」
「そんな掌で押して何がわかりますか、しっかり揉んでください」
「あ、ああ」
ぎこちなく、遠慮がちに揉んでみる。わけがわからない。
「シャツをめくってください」
「いや、それは」
「しっかり見てあげてください」
「あ、ああ」
堂々として、それでいて優しい表情の亜季に促されるまま、裕未のシャツを捲り上げると、優しいデザインの柔らかそうなブラを着けていた。
「可愛いでしょ」
「ああ」
「まだ子供用ですけど、立派なブラジャーなんですよ」
「裕未が、ブラジャー・・・」
「触っていいですよ」
「あ、うん」
「どうですか?」
「なんか、硬い?」
「ブラジャーもめくってください。あ、優しくですよ」
「いや、でも」
「ちゃんと見てください」
そーっとブラをずらし、胸を露わにした。さっきの妄想とは色々違っていた。
「どうですか?」
「可愛いもんだ」
「ちゃんと触ってください」
「あ、うん」
掌を窪ませ、乳房の形をトレースする。実際の感触に興奮というより感動した。
「どうですか?」
「ああ、まだ小さいけど、いい形だ。」
「ちゃんと揉んでください」
「・・・ああ」
「どうですか?」
亜季がいつの間にか傍らに来ていた。」
「いや、なんか、硬いんだな」
「乳腺が一生懸命お母さんになる準備をしてるんです。だからブラジャーで守ってあげるんです。あまり強く揉まないでくださいよ、痛いですから」
「あ、ああ。痛いのか」
「どうですか?思ってた通りですか?」
「ちょっと違った。由希子とは違うんだな」
「そりゃそうですよ」
亜季はそっとブラを扱い、元に戻した。
「裕未ちゃんは、たっくんと由希子さんの娘さんなんだから」
「ああ、そうだ」
「裕未ちゃんのおっぱい、興奮しますか?」
「いや、なんか、可愛いとは思うけど、そういうのとは、違う」
「裕未ちゃん、本気で爆睡してますねぇ」
「よほど疲れたんだろう」
「じゃ、この際ですし」
と亜季は裕未の短パンのホックを外し、チャックを開けにかかった。
「こ、こら、亜季、何やって」
「全部見てください」
「全部って」
「たっくんの妄想つぶしです」
短パンを脱がされ、ショーツ一枚になった裕未の横に腰掛けた亜季。一度裕未の顔を撫でてこちらを向いた。
「パンツ一枚です」
「あ、ああ」
「裕未ちゃんのお気に入りのパンツですけど、思ってた通りですか?」
「い、いや、こんなの見たことないし」
それはショッキングピンクと黄色と黒というド派手な色彩で、パンティというより水着みたいだった。
「もしかして、木綿の縞々パンティを想像してましたか?」
あ、あ、あ、亜季さん、鋭すぎます!
「い、いや」
「図星でしたか。男子って縞パン好きですもんねー」
そう言うと亜季はそのド派手なショーツに手をかけた。
「ち待てって、それはいくらなんでも」
「お父さんが子供の成長を確認するだけです」
と言い終わる時には脱がし終わっていた。
「どうですか?思ってた通りですか?」
「い、いや、これは、驚いた」
裕未のあそこは、既に陰毛がしっかりと生えていた。成人した由希子よりも濃かった。
「まだ生えてないと思ってたんでしょう?子供のままのツルツルだと」
「ああ、そうだ、そう思ってた。これはもう大人だな」
「思ってたより濃いのではありませんか?」
「ああ、そうだ、濃いな」
「裕未ちゃん、もう生理もあるんですよ」
「え?本当に?」
「はい、こんなに発育のいい子が生理ないわけないですよ」
「いつごろから?」
「今年の3月です」
「え、じゃあまだ5年生の時に?」
「そうですよ。よっこらしょ」
というと亜季は裕未の両足を抱えて、さっき俺が妄想してた通りのおしめ交換のポーズをとらせた。
「こ、こら、亜季」
「ちゃんと見てください。娘さんですよ」
そこには細くまだ縮れてない陰毛に挟まれたワレメがあった。
「どうですか?思ってた通りですか?」
「いや、別にそんな想像なんて」
「思ってた通りですか?」
「い、いや、なんか違う」
「もっと小さくて、作り物みたいにピンク色で、とか思ってましたか?」
だから、亜季さん、鋭すぎるんですって!
「あ、ああ」
「思ってたより?」
「長くて大きくて、色も濃い」
「お尻の穴もついでに見ておいてくださいよ」
「あ、ああ」
「ぎょう虫検査以来でしょう」
「そうだな」
「どうですか?」
「あはは、肛門だ」
「これが現実です」
なんだか、亜季のおかげで、物凄く冷静になれた。
「裕未ちゃんの半分はたっくんなんですよ」
「え、あ、そうか、そうなるんだな」
「自分の脚を見て興奮しますか?」
「しない、するわけがない」
「それと同じなんですよ、娘というのは自分の分身なんですから」
「亜季・・・」
またもや亜季に感服してしまった。本当に大したもんだ。
「だから」
と裕未にショーツを履かせながら亜季は続ける。
「たっくん」
「ん?」
「答えにくい事でしょうけど、大切な事なので訊きますけど」
「いいよ」
「奥さん亡くなってから、性欲ってどうしてるんですか?」
「なんでお前にそんなこと」
「きちんと処理できてるなら、裕未ちゃんに覆いかぶさって妄想なんかしませんよ」
裕未のシャツまで上手に着させて、タオルケットをかけてあげる亜季。元通りだ。
「いや、俺、妄想なんて」
「妄想しないでズボン膨らませてたんなら余計アウトですよ」
え!?俺、さっき勃起してたの!?それを亜季に見られたってか!?
「心配しないでください、私の保健体育の知識は成人レベルです。何を聞いても驚きません」
「あ、ああ、お前は、そうだな、そういう奴だ」
「誰ともセックス、してないんですか?」
「ああ、そうだ」
「フーゾクにも行かなかったんですか?」
「裕未がいたからな」
「ではせいぜいインターネットのエロ動画をおかずにオナニーどまりですか」
「何故わかる!?」
「それ以外ありませんがな」
「ふふふ、俺ほどになると動画より静止画なんだぜ」
「動画より活字と言われるかと思ってドキドキしましたよ」
「あ、活字もいいな。想像力豊かな俺には活字だ、活字」
「インターネットのエロサイトの多くはロリータサイトなんですよ」
「そうだっけ」
「たっくんにその趣味がなくても、無意識のうちにそのような画像や表現を見てしまって、じわじわとロリコンにされていくんです」
「そんな洗脳めいた罠があるのか」
「現に、たっくんは私や裕未ちゃんでエロい妄想をしたじゃないですか」
「エロい、って、そんな」
「とぼけるなら具体例をあげていきますけど」
「すみません、してました」
「私は小学5年生。裕未ちゃんは6年生。どう考えてもロリコンでしょう?」
「うん、そうです」
「まあ私がたっくんに、あんな事やそんな事、更にはこーんな事までやってきましたから、そのせいもあるのだと思います」
「あ、自覚あるんだ」
「そりゃそうですよ、ロリコンじゃないたっくんの興味を惹こうと頑張ったんですよ」
「実は、あの時はヤバかったんだ」
「あの時?」
「ほら、お前が裸になって俺の布団で寝ちゃったとき」
「あー、あれ!え?私、何かされたんですか?」
「おっぱい揉んだ」
「えええ!?」
「おっぱい舐めた」
「ええええ!?」
「あそこガン見した」
「じぇじぇじぇ!?」
「岩手の話じゃありませんよ」
「え、でも、たっくん、あの時ってまだ」
「いや、俺、あの時からもうダメだった」
「ガン見して、どうしたんですか?」
「すぐに服着せて寝かせた」
「なーんだ」
「でも、お前の横で、オナニーした」
「あ、はい。ですね・・・。じゃあ、その後、つらかったんじゃ」
「あはは、そうでもないよ」
「ごめんなさい」
「は?」
「無責任にたっくんの性欲あおったりして」
「いや、そんなの俺の責任だって」
「私は、もしたっくんがその気になって襲ってきたら、黙って受け入れるつもりだったんです」
「過去形だな」
「はい、でも、私、たっくんと暮らせるようになって浮かれてたんだと思います。反省してます」
「いいって、子供のすることだ」
「どう考えても小学5年生でセックスなんて、肉体的に無理がありますし、もし無理強いした挙句に妊娠でもしたら破滅しちゃいますもんね」
「その通りだな」
「だから、たっくん」
「なんだ?」
「セックスはもう少し待ってください」
「はあ!?」
「せめて6年生になるまで」
「大差ないよ!」
「ちゃんと避妊もしてくださいね」
「だから、ちょっと待てって」
「たぶんそのころには私も生理あるでしょうから」
「あ、亜季は、まだなんだ」
「ダメですよ、初潮の前に排卵が起きるんですから『初潮前のロリは中出しフリー』なんて虚言信じて興奮しないでくださいよ!」
「わかってるって」
「前田利家の妻のまつは」
「見事な藪から棒だな」
「小6で出産しています」
「マジか!?」
「まああの時代ですから小学校なんかありませんけどね」
「利家、とんだ傾奇者だったんだな!」
「なんといってもヤリのマタザですからね」
「エロく言うな!槍の又左衛門だよ!」
「しかも利家とまつは従妹関係」
「鼻血が出るわ」
「やっぱりたっくん、変態なんじゃ」
「俺には姉妹も従妹もいないからな。妄想してしまう」
「たっくん、やっぱり、ちゃんと発散した方がいいですよ」
「ちゃんと?」
「ソープランドとか」
「はあ?」
「ファンッションヘルスとか?」
「おいおい!」
「一発屋とか」
「一発小屋だろ!」
「やっぱり安全を考えるとソープランドなのでしょうね」
「お金かかるんだぞー、高いんだぞー」
「3万円ぐらいでしょ?」
「あ、知ってらっしゃるのね」
「行ってきてください、ソープランド」
「何を言ってるんだ、そんな気軽に行ける場所じゃないって」
「隣の○○市にはあるんでしょ?」
「よく御存じで」
「行ってきてください。車で30分もかからないでしょう」
「亜季・・・」
「それより花屋のおばちゃんの方がいいですか?」
「は!何を言うやら!ホーコとなんて、あり得ないあり得ない」
「でも、このままじゃ、そういう事も起きちゃいますって」
「ないないない」
「娘を襲おうとした人の『あり得ない』を信じろと?」
「あ」
「だから、それがアリだと思うならいいですけど、そうじゃないならソープランドです」
「亜季」
「割引クーポンもありますよ」
「お前はどこの回し者なんだ!」
「資源ごみは有効に活用しましょう」
「古雑誌かー!小学生女子が風俗雑誌漁るんじゃねーよ!」」
「裸のお姉さんのグラビアと天国というタイトルで、美術雑誌かと思ったんです」
「それが嘘だという事はウナギでもわかるわ」
「はい、クーポン」
「いや、しかし」
「まだ3時です。裕未ちゃんも寝たまんまですし、6時までには帰ってこれるでしょ」
「今すぐ行けってか」
「もちろんです、私の気が変わらないうちに早く行ってきてください」
「でもお金が」
「これを」
と郵便局の封筒を差し出された。
「5万円入ってます。いつか返してください」
「お前、こんなお金」
「私にも貯金ぐらいありますよ」
「ったく、本当に行くぞ、いいんだな」
「はい。しっかり女体を味わってきてください」
「小学生に見送られてソープに行く男なんか聞いたことねえよ!」
「人類史上初ですかね!」
何が何だか、すっかり亜季のペースに乗せられてしまった。釈然としないままだけど、公然と風俗店に行ける解放感に、俺はニヤニヤしながらハンドルを握っていた。
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