朋子のストリップが終わると、由里子は事務所に戻った。
Yの言う通り、朋子は終盤に入るとスカートやソックスまで
全てを脱ぎ去り、全裸となって観客を魅了させた。
由里子はショックのあまり、終盤の記憶がほとんどなかった。
Y『自分と同年齢の子の姿にショックを受けたか?
なにも初めからあれを望んではいない。さやかを見ただろ?』
由里子『さやかさんと同じでも・・・・良いんですか?』
由里子は既にYの戦略に飲み込まれていた。
Y『構わない。お客の反応を見ただろ?有りのままで十分なんだ。
朋子の領域まで見せることが出来る子はまだ3人しかいない。
今日はあれでも抑えてる方だ。普段はもっと恥ずかしい思いをさせる。
当然その分だけ給料は多く出しているがな。』
由里子は最初にYから提示された給与が基本給ということを聞いて驚いていた。
Yからの給与は、フリーターの年収をはるかに凌駕している。
言葉通り、女子高生の女の子には持て余す程の金額だ。
そして、Yは由里子の心配を拭うように、最後に伝えた。
Y『学校や友達、親へ事が漏れることはない。私が保証する。
客には店内にカメラを持ち込む事を禁止している。荷物検査には徹底している。
そして出演日には送迎もしている。君の希望する場所まで迎えに行き、
そして送り届ける。君は安心して舞台に立ち、できることをやれば良い。』
由里子は閊えていたものが取れ、Yにこの店で働く事を伝えた。
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