よくよく話しを聞くと…スナックのママをしてるお母さんから、今日は男性が泊まりに来る日らしく、いつもは友人宅に泊めてもらうのだか、今日は留守で泊まる所がないみたいで…何やら困ってる様子でした。
「おお!…それなら別にイイけど。」
と、二つ返事でOKしてしまった。
「ほ、本当にぃ?…ありがと~お兄ちゃん!」
愛菜は相当嬉しかったのか、俺の胸に抱き付いて来た。
「あと‥‥もう一つお願いがあるんだけど…わたし~晩御飯食べてないんだよね~!…何か食べたいな♪」
「OK!任せとけ!…この南蛮弁当でいいか?」
「うん♪♪」
愛菜は満面の笑みを浮かべ、バイトで貰ったのと同じ南蛮弁当と一緒に、愛菜の好きなジュースやお菓子等を買うと、5階の自室へと愛菜を招き入れた。
「わぁ~~♪ココってワンルームなんだぁ~♪…超~ウケるんだけど♪(笑)」
「…あそっか!愛菜ちゃん家は2LDKなんだよな!…その辺に座りな。…お茶はこの伊藤園のでイイな?」
「うん♪」
そう言うと愛菜は、部屋の真ん中に置いてる卓袱台の横にチョコン!と可愛いく正座して、俺がお弁当や飲み物を用意してるのを待っていた。
…この時点での俺は、久々に若い女性(…幾ら何でも若過ぎるだろう!)が家に来た事で、かなりテンションが高くなっていたのは確かで、最初から妙な興奮状態だったのです。
レンジでチンしたお弁当を二人で一緒に食べながら、愛菜ちゃんの学校の事とか色々話してると、話題は好きな子の話しへ…!
「お兄ちゃんってさぁ~、付き合ってる彼女とか居るの?」
「俺?‥‥俺は…今年に入って直ぐに別れちゃったから、今は居ないよ。」
「ふぅ~~ん!…居ないんだぁ♪」
すると、いきなり愛菜が…
「…んじゃ~わたしがお兄ちゃんの彼女になるよ♪…イイでしょう?」
「はぁ?…彼女になるって言っても…愛菜ちゃんはまだ小学生だろ?」
「イイじゃん!イイじゃん!…お兄ちゃんは今フリーなんだからさぁ~♪」
「う~~~ん…じゃぁ~今日だけ彼女にしてやるよ!…それなら良い?」
「うん♪」
何か、無理矢理押し切られた感じで、愛菜が今日だけ限定の彼女になることに。
食事も終わり、俺はテレビの前に胡座をかいて座ってゲームを用意していると…俺の膝の上に愛菜が座って来た。
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