「疲れたぁ…少し休むぅ」と千佳が言った。「じゃぁ少し上がってな」「うんそうする」俺は1人で泳ぎ始めた。プールを何往復かして休憩した。「義弘君凄~い…よくあんなクルって回れるね…どうやるの?」「あれは…いつの間にか出来てたな」「いつの間にかって凄いね」と話してると姉がジュースを持ってきた。「千佳ちゃん…お姉なんかもっと凄いよ…バタフライ出来るもん」「えっ!?そうなんですか?」「昔水泳してたからね」「一応県で3位になった実力者だよ」「お姉さん凄い!」「久しぶりに見たいな泳ぐとこ」「水着持ってきてないし」「なんだ…買って来なよ」…千佳の特訓が続いた。意外にも飲み込みが早くクロールの息継ぎも出来る様になった。「そろそろ上がろっか」「もうちょっと」「うんでも…空が怪しくなってきたから」と空を指差した。「あっ!?ホントだ…もうちょっとしたかったのに…」「ほらまだ暫く休みあるから」「うん…わかった」と言って俺達はプールを出て家の中に入った。「義弘君…このままお風呂入ろう?」と千佳が提案した。「そうだね…水着だしね」と俺も賛同してお風呂に入った。
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