俺は近づき「千佳ちゃん?」と声を掛けた。千佳は俺を見上げ「あっ!?義弘君っ」と言って嬉しそうに笑った。「久しぶり元気だった?」「うん…義弘君は?」「俺も元気だったよ…それにしても千佳ちゃん大人っぽくなったなぁ」と千佳を上から下まで見た。「義弘君はオジサンになったね」「おっとヒデぇな」「冗談だよ」等と会話を交わした。俺は千佳の荷物を引きながら、別荘に向かって歩き出した。「千佳ちゃんアイス食べる?」と聞くと「えっ!?いいの?」と言って途中でソフトを買った。俺はバニラ、千佳はミックスを買って食べながら歩いた。千佳がソフトを舐める仕草に俺はドキドキした。…やがて別荘に着いた。さすが資産家とあってこの別荘には、プールとテニスコートがあった。「ただいま」と言うと義兄が出てきて「お帰り…千佳よく来たな…迷わなかったか?」と言った。千佳の荷物を部屋に運んだ。千佳は部屋に入り荷物を解いた。「千佳ちゃん宿題持って来たんだ」「うんそうだよ」「解らないとこあったら教えてあげるよ」「あっ!?そうか義弘君現役大学生だもんね…家庭教師お願いします」と言った。
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