朱理からもメールがくるようになった。
翌週また二人で来るはずだったが里奈が母親と出掛ける事になり、朱理はひとりで遊びに来た。
「私服もおしゃれだね。美人度があがる」
「ちょっと恥ずかしいかもです」
チェックの半袖シャツに膝上のややミニとニーハイでよりほっそりに見える。
「朱理ちゃんはスタイルよかったから似合うよね」
ソファでスカートを気にする素振りが可愛らしい。
「変じゃないですか?」
「全然。抱き締めたくなるよ(笑)」
「良かった」
と笑うと肩に頭を寄せる。甘えるような朱理の頭をポンポンすると肩がピクッとなる。
「ん?警戒した?」
「ううん、あの…お腹がキュッて…」
「痛い?」
「違うんです。あの、笑わない?」
「うん」
「あの……気持ちいいの」
「頭ポンポンが?」
「うん、あのね…あの、エッチしたみたいにキュッて…」
「エッチって、朱理ちゃんは経験したの?」
「あ!違うです。あの、自分で…ちょっと…」
意外な言葉に驚くが冷静に聞いてみる。
「ひとりエッチはしたことあるんだ?」
「変ですよね?やっぱり…」
「いや、興味が沸いてもおかしくないよ、大丈夫」
「でも、まだ…」
「彼氏とする子もいるでしょ?朱理ちゃんはまだ自分でってだけ。おかしくないよ」
と背中を優しく撫でてやる。
「うん、ありがとう。でも里奈ちゃんすごいな。経験しちゃったんだもんね」
「朱理ちゃんはどんな人とするんだろうね」
「う~ん…おじさまに教わろうかな?」
「僕?」
「あのね、里奈ちゃんが優しくしてくれたよって、上手であまり痛くなかったって」
「ひえ、どこまで話したんだぁ~」
そんなやり取りをするうち朱理が不安げに聞いてきた。
「あのね、指入れたらヴァージンじゃなくなります?」
「ん!入れた事あるんだ?」
「うん。最初痛かったけど…」
「初体験は男性とする事、とすればヴァージンだよ」
「でも痛くないですよ?」
「朱理ちゃんの指細いし、ほら」
と二人の指を重ねる。
「男性はもっと太いし痛いかもしれないよ。だから心配ないよ」
「うん、良かった」
と初めて朱理から抱き付いてくる。
愛らしくなり柔らかな頬や小さな鼻を指先で撫で、耳を刺激する。
「んっ!くしゅぐったい(笑)んッ!気持ちいい…」
小さな手が腹に導きへその辺りを触らせる。
「ここがキュッてなるんです」
「子宮の辺りだね。気持ち良いキュッかな?」
「うん、ドキドキします」
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