さすがに大人とは違う手順を踏まなきゃと思い、差し入れた指で六時の位置から反時計回りにゆっくり壁をなでていく。
「動かすよ…わかる?痛かったら言ってね」
里奈の様子を見ながらクリを舐めつつ指を移動させる。
「ん…っん!アッ!」
少しづつ反応が変わり始めた頃、
「いっ!そこ痛い…」
と握った左手をギュッと掴む。
たぶん四時の辺りに膜があるのだろう、と見当をつけ指を抜き、入り口周辺をほぐすように愛撫した。
「今のよりもう少し痛いと思うよ。大丈夫かい?」
里奈の大切な初体験だ。念の為顔を見ながら確認すると、目を見て頷いた。
「うん。今ちゃんとそうしたいから大丈夫」
「ん。じゃあ里奈ちゃんをゴチになるかな」
「ゴチ?食べるの?里奈ご飯じゃないよぉ~」
「可愛い子はご馳走なの、パクッ!」
とリラックスさせながらキスをし乳首を刺激しながら里奈の入り口を指先で広げ慣れさせた。
膝を立てた股間に座り勢いつく勃起を手で下げてあてがう。
「ゆっくり入れるから…いくよ」
里奈の小さな呼吸に合わせ先端から亀頭を半分押し込む。
「うん…ん…っ」
もう少し里奈を広げヌプッ!とカリまで押し入れた。
「ああっ!アッ…イッ!!痛い!」
里奈は両手で胸を押し返す。
「まだ先っぽだよ…我慢できる?」
腰を動かさず里奈の手を取って覆いかぶさり尋ねる。目をギュッと閉じた里奈は口許を引き締めて首を振る。
(あと二回くらいかな…)
長引いても速すぎてもまだ狭く慣れない里奈には苦痛だろう。そう思い、里奈の肩を下から引き寄せできるだけ左上に腰を進めた。
「いたいー!!痛いです、いたい…」
全身に力を込め身を縮める里奈が無意識に締め付けたところで一旦止める。
「里奈ちゃん、深呼吸して…ゆっくり…そう。落ち着いた?わかる?」
「ん~まだ痛い…なんかギーッて引っ張られて…なんか入ってるのわかる…」
「あと半分…やめる?」
目を開き溜め息をついた里奈は首に抱き付く。
「半分…ううん、大丈夫。大丈夫…」
「じゃあ深呼吸して…そう…」
再び肩を引き寄せ里奈の腿を押し広げてグイッと差し込む。
「いいたいっ!痛いぃ!いだぃぃ…」
首に強くしがみついた里奈の声が耳元で響く。
「全部入ったよ、里奈ちゃん。もう動かないから力抜いて」
荒い息を吐きながら腕を下ろした里奈から上半身を起こし顔を見ると、涙を浮かべながら頬が真っ赤になっていた。
「里奈ちゃん、ちゃんとできたね。大丈夫?」
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