すっかり俺は真由の家に出入りするようになっていた。
出入りすると行っても、友達付き合いもあるし野球もあるから、精々週に1回
程度。
しかし、確実にその時はエッチした。
初体験した直後は、流石に取り返しのつかないことをしてしまった!!と、子
供心に感じた。
罪悪感というか、罪の意識まで感じたのだが、回数を重ねるうちにそんな感覚
は麻痺(?)し、今ではすっかりセックスに慣れ、お互いに最高の遊びになっ
ていた。
真由も俺と秘密のデートをすることが今や当たり前の感覚のようで、今日辺り
来れる?・・・などと聞いてきたりする。
それどころか
「大人になったら結婚してね^^」
と、最近は言い始めた。
結婚・・・それがどれほど重要なことなのか、子供の想像を遥かに超えた次元
の話だし、俺も真由が大好きだったので、特に深く考えることもなく
「いいよ」
と、軽く応えていたのだった。
それより今は、真由との刺激的な行為の数々に熱中していた。
そんなある日、いつものように真由の家に遊びに行った。
相変わらずサイダーを出され、俺は真由のベッドに腰掛けそれを飲んでいた。
真由は勉強机用の回転椅子に座っている。
いつもセックスばかりしている訳ではない。
一緒に宿題を片付けることもあるし、クラスの話題や、先生の悪口、テレビの
話題や、流行の話などいくら時間があっても足りないくらい話は尽きなかった。
そんな時間を過ごしているうちにお互いムラムラしてくる。
どちらからともなく、気づくと裸で抱き合っているのだ。
異性の体と性に対し、同年代の友達に比べて俺と真由は興味が強く、発展して
いた。
快感は人を加速的に成熟させるものだ。
今思えばそう感じる。
お互いの体に対する知識は、どんどん増えていったが、世間的な快感の追求に
対しては無知だった。
なにしろ情報が少なすぎる。
今ほど情報が氾濫している訳ではなかったので、二人で手探りだった。
真由と関係する以前は、単純に女性の全裸に興奮していたのだが、真由との時
間と経験を重ねるうちに、エロチズムに対する感性が磨かれていった。
例えば、愛撫した時の反応とか、女性が持つ色気とか、仕草、態度、体の個々
のパーツ、チラリズム等々・・・。
ちょっとした場面や姿で興奮することを覚えた。
直接より間接・・・正直、どんどんスケベになる自分を感じた。
膝を抱えるように椅子に丸まっている真由。
ショートパンツの隙間から紺色のパンティが見え隠れする。
真由は気づいているのかいないのか?・・・その股間が気になって仕方ない。
もちろん、股間のイチモツは元気に勃起していた。
「でさ~ぁ・・・ねぇ?聞いてる?ケンちゃん・・・」
「えっ!?あ、なんだっけ?(笑)」
「もう!エッチなこと考えてたでしょ?」
「そんなことないよ!話聞いてたって」
「嘘!じゃあ、なんで膨らんでるの?」
脚を投げ出すようにベッドに座っていたので、股間の膨らみが完全にバレていた。
「・・・・」
「したくなってきたの?(笑)」
俺は頷いた。
「エッチ~!・・・でも、私も・・・」
俺は口火を切った。
「あのさ・・・」
「なに?」
以前から聞いてみたいことがひとつあった。
真由は一人でしたりするのだろうか?
「お前、一人でするのか?」
「ん?なにを?」
「だから、あれ・・・」
「あれって・・・・?」
「だから~ぁ、始めて真由の家に来たとき、俺がして見せたろ?」
「あぁ・・・自分でエッチなこと?(笑)」
「そ、そう・・・」
しばらく沈黙の時間が流れる。
「うん、するよ(笑)」
真由は笑顔でそう答えた。
「ホント?」
「うん・・・」
「どんな時?」
「ケンちゃんとのこと思い出したときとか・・・」
「それは俺も同じだ^^」
「よくわかんないけど、アソコがムズムズしてきたときとか・・・」
「うん・・・」
「前はそうじゃなかったのに・・・」
「どんな風に?」
「えっ?言うの?言わなきゃダメ?」
真由が照れ笑いする。
「うん、知りたい」
「この前、シャワーでアソコ洗ってたら、急に感じてきて暫く当ててた」
「へぇ~・・・」
「それとか・・・恥ずかしいっ!!」
「なになに?」
俺は乗り出す。
「勉強してたらムズムズしてきて、シャーペンの頭で擦ったの」
「やっぱり気持ちいいの?」
「うん・・・」
「いけないことしてるっ!って最初は思ってたんだけど、最近は慣れてき
ちゃった(笑)」
「俺もそうだったよ」
「だから、最初の頃はね、枕を挟んで腰動かしたりしてその程度で抑えてたん
だけど今は・・・」
「今は?」
「直接指で触ったりするよ(笑)」
俺は痛いくらい勃起していた。
真由が教えてくれた場面をひとつひとつ想像したからだ。
「あのさ・・・見せてくれない?」
「えっ?一人でしてるとこ?」
「うん」
「え~っ!!無理だよっ!恥ずかしいもん」
「でも、俺も見せたぜ」
「それはもうあの時おあいこしたじゃん!」
「そうだけど、見てみたいんだ」
「じゃあ、ケンちゃんもまた見せてくれる?」
「・・・・」
「見せてくれなきゃ嫌」
「い、いいよ」
「約束だよ」
「うん・・・」
一瞬真由は真剣な表情になり、意を決したかのように椅子から両脚を下ろした。
そして、膝を合わせピタリと密着させたままの太腿の間に手を滑り込ませた。
やがて、体をモジモジよがらせる。
おそらく指先がショートパンツの表面を撫でているのだろう。
「ケ、ケンちゃんも見せてくれる約束だよ!」
頬をピンクに染めて真由がそう言った。
「もう少ししたら俺も始めるから、まずは見せて」
「えぇ~・・・ずる~ぃ・・・あっ・・・」
「もっと脚開いて見せてよ」
「うん・・・」
すると真由は大きく両脚を開いた。
指先がショートパンツの隙間から中に入っていて、直接パンティーの上を弄っ
ていた。
「近くで見ていい?」
「い、いいよ・・・」
俺はベッドから飛び降り、床に膝を落とすと真由の膝に両手を置いて、股間を
覗き込んだ。
「近づき過ぎだからっ!!」
真由の細い指先は、パンティーの中心を擦るよう上下に動いていた。
「すごい!こんなの始めて見た!」
俺は感激の余りそう叫んだ。
指先が亀裂に埋まって見えなくなる。
「あん・・・あん・・・」
いっぱしの大人の喘ぎだ。
俺は我慢できずにズボンを脱いだ。
ブリーフの中央は有り得ないほど膨らんでいた。
窮屈なのでブリーフも脱ぎ捨て、下半身裸になった。
「ケンちゃんのも凄いね(笑)」
真由が虚ろな瞳で俺の股間を見下ろしそう言った。
「真由も脱げよ・・・」
そう言うと真由は立ち上がった。
顔の正面で真由はショートパンツのボタンを外し、チャックを下ろした。
ストン・・・それは床に滑り落ちる。
再びパンティーの上から触りだしたので、俺はパンティーを掴むと一気に下ろす。
「あぁ・・・ん・・・」
真由が身悶える。
見慣れた薄い陰毛が張り付いた下腹部が現れる。
真由の指先はゆっくりとそこを這って下り、股間の奥へ入っていった。
俺は体を低くして、下から仰ぎ見る。
クチュ・・・クチュ・・・中指だけが割れ目の中央を悪戯している。
屈んだ体勢が辛くなってきたので、俺は真由の両足の間に頭を入れ床に仰向け
になった。
「やだ~ぁ!」
見上げた先に真由の股間が・・・。
そして俺はペニスを扱いた。
「ケンちゃん・・・立ってるの辛くなってきた」
真由は膝をガクガク震わせながらそう言うので
「ベッドに行こう・・・」
俺はそう言い、起き上がる。
真由の手を取り二人でベッドに上がる。
「ねぇ?まだ続けるの?」
「もう少し・・・」
「エッチ・・・」
俺と真由は向かい合って座り、お互いの手淫を見せ合う。
真由の手の動きはどことなくぎこちない。
恐る恐る敏感な部分に刺激を与え過ぎないよう注意しているように動いた。
しかし、陰唇を濡らすほど愛液を溢れさせ、テラテラ光っていた。
これ以上は見るに耐えない・・・俺は真由に近づいた。
「舐めてあげる・・・」
そう言うと、真由の股間に顔を埋めた。
ペロペロと犬の様に舌を上下させて舐める。
「あっ、あーーーっ!!」
それだけで真由は絶叫し、仰け反った。
顔を太腿で強く挟まれ、真由の両手が髪をクシャクシャに掴んだ。
突起を舌先で弾いた瞬間に一番反応した。
後になってわかる、クリトリス・・・そこが敏感な部分だと感覚的に感じた。
俺はその反応が面白く、興奮するのでそこばかり舌先でチロチロと舐めた。
「そ、そこはイヤッ!ダメッ!」
「どうして?」
「だ、だって・・・頭の中が真っ白になる・・・おかしくなりそう」
そう言われると尚更やりたくなる・・・。
俺はわざと続けた。
「ダメッって言ってるのに・・・バカッ!意地悪っ!」
でも、嬉しそうだ・・・。
女の言葉は、時にその想いと反対だ!・・・と、その時わかった。
散々、真由を苛め顔を上げると、真由は半べそをかいていた。
一瞬俺はドキッとした。
「あっ・・・ごめん・・・」
つい謝ってしまう。
「次はケンちゃんの番だからっ!!」
真由はそう言うと俺の肩を両手で押してきて、ベッドに倒された。
真由がペニスを咥えた。
感情の赴くまま・・・ただの雌に化した真由は、一心不乱にペニスを頬張る。
「あぁ・・・」
俺はあっという間に腰砕け・・・。
小さな舌が一生懸命蠢く。
真由も俺同様、こっちが感じる壺を探るようにオーラルしてくる。
ずっと我慢していたので、このままでは射精してしまいそうだ・・・。
「出ちゃう・・・」
やっとの思いでそうつぶやいた。
すると真由は口からペニスを離し
「じゃあ、入れよう・・・」
そう言った。
回数を重ねていたので、インサートのコツはお互い心得ていた。
起き上がった俺に真由が跨ってきた。
「こうしても挿入るかな?」
俺の肩に両手を置き真由が苦笑い。
「挿入してみよう・・・」
俺は自分でペニスを握ると真由のヴァギナに押し当てた。
「このまま挿入れそうだよ」
真由が腰を落とした。
「あっ・・・」
スルスルと真由に挿入っていく。
「ほ、ほんとだ・・・挿入っちゃった」
真由は俺に完全に腰を落とした。
「それから?どうしたらいいの?」
自ら上になったことは、この時初めてだった。
俺もどうしていいか分からず、真由の尻を鷲掴んだ。
「こうかな?」
真由の尻を前後に揺する。
「ん・・・うん、擦れる・・・」
俺はベッドのスプリングの反動を利用し、不規則に腰を振った。
真由も真由なりに、腰をぎこちなく振る。
そうしているとやがて、お互い気持ちのいい動き方を学習していった。
俺達はキスした。
舌を絡め合った。
ディープキスは、誰から教わるでもなく、感情の赴くままに自然に学んだもの
だった。
舌を絡め合うことがこれほど心地よく、気持ちのいいものだったのかっ!
残った服を脱がせ合い、やっとお互い全裸になった。
発展途上の真由の柔らかな胸。
それを揉みしだき、乳首を口に含んだ。
興奮した女性の乳首は堅くなる・・・その知識は既に持っていた。
あくまでも優しく、そして吸いながら乳首を舌で転がす。
中学生に教わったプチ知識を駆使して俺は真由を歓ばせる努力をした。
興奮はピークに達し、快感の臨界点は超えつつあった。
「真由、もう俺出ちゃうよ・・・」
「うん、いいよ・・・」
「あっ・・・出る・・・出る・・・」
真由に乗られたまま、俺は抜くことが出来ず、そのまま射精した。
真由に中出ししたのだ。
「あっ!あっ!・・・」
オシッコとは明らかに異なる、快感を伴う放出・・・。
もっと奥へ・・・もっともっと・・・。
本能がそうさせた。
頂点に達した大きな快楽の波は、一瞬で崩れ去り、水しぶきを上げる。
それが徐々に引くと、俺は理性を取り戻した。
後はぐったりとベッドに横たわるだけ。
真由も俺に倒れ掛かってきた。
息が荒い。
二人繋がったまま、呼吸が整うまでそのまま重なっていた。
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