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ロリータ 官能小説

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2
投稿者:可愛い弟子16Part2
◆8pDveiYQdk


「すみません。少し、遅れます・・・・。」

休めばいいじゃん。

「だめよ・・・。みんなに迷惑がかかるもの・・・。」

ゴムまりのように弾む乳房を手のひらに弄んでいた。

「タカ君は、仕事、いいの?・・・・」

シホは、ケータイを枕元に置くと、また、オレの腕枕に気怠そうに身体を横
たえた。

時計の針は、そろそろ9時になるところ。

もうすぐ就業開始時間。

「あ、ああ・・・・・。」

シホたちを監視するために、シゲさんから与えられた長期休暇。

曖昧な返事に、シホがクスリと笑う。

「重丸さんから、頼まれてるんでしょ?」

「どうして、そう思うの?」

「わかるわ・・・。あの人のやりそうなことだもの・・・・。」

あの人・・・・。

「前にも聞いたけど、シゲさんとはどういう関係なの?」

「父の・・・・古い知り合いなの。それで、こっちへ越してくるときに、
色々とお世話になったのよ・・・。それだけ・・・・。」

へぇー、そうなんだ。

お父さんとシゲさんがね。

じゃあ、初めからそう言えば、なんもいらん心配しなくてすんだのに。

泣きながら拒むことじゃないじゃん。

「あ、でも・・・。」

納得しないようなオレの顔を見て、シホがつづける。

「コトリのことでも、相談に乗ってもらっていたの・・・・。」

「相談?」

「ええ・・・ちょっとコトリのことで心配なことがあって・・・・。タカ君
には、迷惑かけたくなかったから、あまり、言いたくなかったんだけ
ど・・・。」

シゲさんの言ってた、拉致の可能性って・・・それか?

もう十分迷惑かけてるから、この際、思い切って全部話しちゃって。

「コトリちゃんのことで相談って、なに?」

シゲさんは、コトリの方が危ないと言っていた。

「その・・・」

すごく言いづらそうな顔。

何度もオレの顔色を窺っては、目を伏せる。

さっさと言え。

「その・・・別れた前の主人が・・・・。」

前の旦那が?

すぐに、頭の中に、タンスにあった男の写真が思い出された。

「・・・コトリを・・・。」

コトリちゃんを?

「・・・引き取りたがってるの・・・。」

げっ!まさかよ!

「それで、重丸さんに何度か相談したことがあるの。この前の体育館で
も・・・。」

ああ、あの時。

そう言や、オレのことを確かめる意外にも、何か用事があったようなことを
言ってたな。

しかし、妙だ。

シゲさんは、拉致される可能性があると言っていた。

と、言うことは・・・・。

「もしかして、そいつが、コトリちゃんを、連れ去る可能性があるわ
け!?」

子供の養育を巡って、誘拐まがいの行為に出る親がいると聞いたことがあ
る。

写真に写っていた男は、一見、好男子風の色男だったが、冷徹そうな眼差し
が、妙に冷たい印象をオレに抱かせた。

アイツなら、やりかねないかもしれない・・・。

「連れ去られるは、オーバーだけど・・・でも、意外と強引で、無茶をする
ところがある人だから・・・・。」

じゃあ、やっぱり誘拐される可能性があるってことじゃないか?

「夕べ、守って、って言ってたのは、そのこと?」

シホは、考え事をするようにオレの胸を見つめていた。

小さな頭が、すぐ横にある。

「夕べのことは、忘れて・・・。大丈夫だと思うから・・・・。」

抑揚のない声だった。

大丈夫って・・・・。

そんなんで、納得するわけねえだろ!

細い顎を掴んで、振り向かせた。

「コトリちゃんを取られたくないんだろ?」

睨むように見つめて問いかけた。

驚いた顔をしていたシホの瞳が、そのうち、じんわりと潤んでいく。

「どうしよう・・・・・。」

細い腕が背中に回される。

シホが、すがるようにしがみついてくる。

「・・・守ってやる・・・。絶対にオレがコトリを守ってやる・・。」

細い身体を強く抱きしめた。

嘘じゃない、と言い聞かせるように、オレは唇を重ねていった・・・・。


結局、そのあともシホを抱いた・・・・。
絡み合うように肌を重ねあい、当たり前のようにシホの中にぶち撒けてい
た。
一緒にバスルームに入り、身体を洗いあった。
シホは、オレの身体を甲斐甲斐しく手で洗ってくれた。
また、欲しくなって、バスルームでシホを抱いた。
どうしようもないくらい、身体がシホを欲しがって仕方なかった。
求めれば、シホはどんな事でも拒まなかった。
シホを足下に跪かせ、傲然と仁王立ちになった。
オレが許すまで、シホは口を使いつづけた。
頭を抑えつけて、深く押し込んだところで、シホは、すがるような目で見上
げるだけで不平ひとつも言わなかった。
壁に手をつかせ、お尻を犯した。
夕べのような獣じみた声じゃなく、すすり泣くような細い声でシホは泣い
た。
すぐにでも折れてしまいそうな華奢な身体に脳を灼き、幼さの抜けきらぬ甘
い声に、喩えようもない昂奮を覚え、そして、抱くたびに違う表情を見せ
る、あどけない顔に途方もない愛しさを感じてならなかった。
狂いかけていた・・・。
シホの身体に溺れている。
どうしようもないまでに執着してしまう。

だからかもしれない・・・・。

オレは、アイツの話しの中に、ふたつの大きな嘘があることに、まったく気
づかなかった・・・・。




「トリ・・。」

「へい。」

「今、ショーバイの方は、どうなってる?」

やっと、仕事の話かよ。

「今んところ、うちで抱えてるガキは、オジキの腕ん中で寝てるソイツを含
めて6人。内、3人が母親も一緒です。今朝、運んだ女は、今言った3人の
内の一人ですわ。」

「相場は?」

「単品なら、一晩で10から15、親込みなら20から30ってところで
す。」

「客の数は?」

「オジキがいなくなってから、一時減りましたが、今はまた盛り返してきて
ます。」

「・・てえと、だいたい300くらいか?」

「いや、まだそこまでは・・・・ですが、やっぱり忘れられないらしくて、
オジキがパクられたと知って、ビビって離れてった奴らも、少しずつ戻って
来よりますわ。」

「つうと、月のアガリは?」

「だいたい1千強ぐらい.多いときは2千を超えます。」

「少ねえな・・・。」

「まあ、オジキがいなかったんで、あまり派手にもやりませんでしたか
ら・・。」

これが組のオヤジにばれたら、破門どころじゃ済まねえからな。
ヘタすりゃ、港に浮くぜ。
オレひとりじゃ、あのバカどもと一緒に、危ねえ橋なんか渡れねえよ。
アンタが帰ってくんのを、ずっと待ってたんだぜ。

「それじゃ、客から不満も出たろ。」

「ええ、まあ・・・でも、なかなか、うまい具合にガキも仕込めなかったん
で、こりゃ仕方がありません。アシがつくことを考えれば、しょうがないこ
とです。」

「しょうがねえか・・・・。」

「え、ええ・・・。しかし、これからはオジキが居てくださるんで、また、
昔みたいに・・。」

「そうだな・・・。また昔みたいに派手にやるか・・・。取りあえず、客を
戻すところから始めるか・・・。」

「はあ・・・あの、そうしたいのは山々なんですが・・・・もう帳面はあり
ませんし、それに・・・。」

「それに?」

「はあ、戻ってこない客ってのが、その・・・ほとんどが・・・。」

「ツグミか?」

「へい。いまだにツグミを指名する客が多くて、中にはツグミ以外なら、い
らんという客までいる始末で・・・。」

「まあ、あれは特別だったからな・・・。」

「八方手分けして探しちゃいるんですが、どこへ隠れちまったもんだか、い
まだに足取りが掴めませんで・・・・。申し訳ありません!サツん中に鼻薬
カマした奴がいますんで、今、そいつに足取りを追わせているところで
す。」

「おいおいトリ、お前、サツまで使って探してんのか?」

「へい。もうそこまでしませんと、どうにもアイツらの行方が掴めませ
ん・・。」

「はは・・だいぶ苦労してんな、お前も。」

誰のせいで苦労してると思ってんだ?
アンタが、ツグミに執着するから・・・。

「トリ・・・もうツグミは、探さんでいいぞ・・・。」

「えっ!?しかし・・・」

どういう風の吹き回しだ?
あれだけ、見つけろって、うるさかったくせに・・・・。

「ツグミは、見つけたよ・・・・。」

「えっ!?」

「ツグミなら、もう先に俺が見つけたよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

どうやって・・・・・・・?





「食器は、洗わなくていいから、流しの中に入れておいて。」

ええっと・・・これはなんですか?ウインナー?それとも墨?

焼きすぎて真っ黒やんけ・・・。

卵焼きなんか・・・・いい・・・言わない・・・。

シホは、お化粧も終わって、お出かけするところ。

「ごめんなさい。部屋のスペアキーはないの。ひとつは、コトリが持ってっ
ちゃってるから・・・・。これを、置いておくから鍵を掛けたら、秘密の場
所に隠しておいてくれる?」

「秘密の場所?」

シホが、鍵束から銀色の鍵を一つ外してテーブルの上に置く。

「電気メーターの裏側にちょっとした隙間があるの。よく見ないとわからな
いけど、部屋の鍵くらいなら挟める隙間があるのよ。」

そうなの?オレも気づかなかったわ。

シホは、玄関でヒールを履いていた。

「じゃあ、行ってきます!」

玄関で見送るオレに敬礼。

メチャクチャ可愛いんですけど・・・・。

抱きしめたいのを、ぐっとこらえて見送った。

コツコツと、シホの足音が遠のいていく。

階段を降りるかなと思ったら、また、足音が戻ってきた。

うん?忘れもんか?

玄関が勢いよく開けられる。

声をかけるヒマもなかった。

飛び込むように、シホはオレに抱きついていた。

わけもわからぬままに唇が重ねられる。

「忘れもの・・・・・。」

ほんの少し頬を染め、照れたように俯くシホのなんと可愛かったこと。

「じゃあ、行ってくるね・・・・バイバイ。」

行かせるか!アホウ!!







10分後・・・。

「すいません・・・昼から出勤します・・・。」

戻ってきた、お前が悪い・・・・。




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09/09/21 20:31 (w1khCowQ)
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