工場長に手駒にされる妻 真由美2
徳田が工場に着くと、直ぐに工場長室に案内されました。
そこには、荒井が待ち構えていました。
荒井が「金曜日は恥をかかされたぞ」と開口一番に言いました。
荒井は強い口調で下請けがあんな態度でいいのか?と徳田に詰め寄りました。
徳田が「荒井さんが、妻に悪戯するからじゃないですか」と口答えすると、荒井は「お前の所じゃなくても部品は揃えられるんだぞ」とニヤニヤしながら言いました。
徳田は「そ、それは困ります」と答えると荒井は「お前らの出方次第だ」と徳田に詰め寄ります。
徳田が「私達の出方次第ですか?」と聞き直すと荒井は「ああ、お前と真由美さんの出方次第だよ」と言いました。
徳田は「妻は関係ないでしょう」と答えると荒井は「真由美さん次第と言っていいかもな」と答えます。
徳田はピーンと来て「妻を、真由美を巻き込むのはやめてください、お願いします」と荒井に頼みました。
荒井が「察しがいいな、部品はどこでも揃う、後はアフターサービス次第と言う事だ」とさらに徳田を攻めます。
徳田が「真由美をどうするんですか?」と聞くと荒井は「お前の目の前で抱かせてもらう」と答え続けて「真由美さんも女盛りで旦那1人じゃあ、体を持て余しているんじゃないかな」と言いました。
徳田は余りにも酷い要求に「そんな事、了承出来る訳ないじゃないですか」と荒井に言うと荒井は「まあ、返事は今週末まで待とう、ただ断ると自分の首、嫌、家族や従業員が路頭に迷う事になるぞ」と徳田を脅しました。
徳田が「なんて、卑劣な」と口走ると荒井は「真由美さんと良く考えるんだな」と徳田の肩を叩きました。
荒井の工場が納め先の90’締める徳田の工場では荒井の工場の受注が無くなる🟰倒産を意味していました。
工場に帰った徳田は頭を抱え込んでいました。
真由美が荒井さんの所で何かあったのと徳田に聞きました。
徳田は拳を握りしめて「あいつはとんでもない男だ!」と机を叩き立ち上がりました。
真由美が何があったのか話して欲しいと徳田に言うと徳田は「何でもない」とその場から去りました。
徳田の心の中では妻が、真由美が俺の目の前で荒井に犯されると穏やかではありません。
徳田は頭を掻きむしりました。
木曜日に荒井から工場に電話がありました。
真由美が電話に出ると荒井が「奥さん、覚悟は決まったか?」と聞いて来ました。
真由美は何の事か分からず「何の事でしょうか?」と荒井に聞き直すと荒井は「旦那から何も聞いてないのか?」と逆に質問して来ました。
真由美が「はい、何も」と言うと荒井は「旦那に良く聞いてみるんだな」と答え「期限は明日までだからなと、旦那に伝えろ」と電話を切りました。
真由美は徳田に荒井から電話があって「覚悟は決まったか?」と聞かれたと伝えると徳田は「俺、1人の事じゃないんだ」「家族や従業員の首が掛かってるんだ、ちくしょう」とうなだれました。
真由美が「何があったの?」と徳田に聞くと「あいつは自分の立場を利用して、ある条件を飲まないと取引先を変えると言ってきたんだ」と怒りに震えながら言いました。
「ある条件?」と真由美が聞くと徳田は拳を握りしめながら「俺の目の前で真由美を抱かせろと言ってきたんだ」と言いました。
真由美が「そ、そんな事⁉︎」と驚くと徳田は「出来る訳ないじゃないか」と真由美に伝えました。
真由美が「断ったら、取引をやめるって事・・・」徳田が「そうだ、全て終わりだ・・・」少しの間があって真由美が「私が我慢すればいいのね?」と徳田に聞いて来ました。
徳田が「そんな事、出来る訳無いじゃないか!」と真由美に詰め寄ると真由美は「私、我慢するわ」と決意を固めたように徳田に言いました。
徳田は泣きながら真由美を抱きしめました。
翌日、徳田は荒井に電話して「真由美が了承しました」と伝えました。
荒井は「さすが真由美さん、頭のいい選択だ」と言い、来週の土曜日に日程が決まりました。
続く
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