しばらく私は美咲のからだを土俵にして、金貸しの爺さんとの葛藤を続けていましたが、その転機がやがて訪れました。
それは転勤でした。
私の会社では30歳前の若い人間は1、2年で勤務地を変わるのでした。
今度の勤務地は隣県ではありますが、車で片道3時間も離れた場所にある街の支店でした。
美咲のことは好きでしたが、歳の差のある叔母とのどろどろとした関係は、これで終わりしなければなりませんでした。
新しい転勤地で1年たったころ、風の便りで美咲が金貸しの男と再婚したことを知りました。
私にも新しい恋人ができました。
それは地元の大学に通う19歳の従妹でした。
その話はいずれ別のところで。
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