御婦人を抱き締める腕の中では確かに肉質感のある感じを覚えた。痩せてもいない、太ってもいない…然しながら、何かしら安心感のある抱き心地である。女性を両腕で抱く行為も初めてであった。御婦人は僕の背中に手を廻した。胸の感触が何となく分かった。柔らかい…女性を感じさせる感触である。「茂坊…女子を抱くのは初めてか?」耳の側で囁いた。「うん、初めてだな…」安心感のある気持である。「そうか…思いっ切り抱け…」おばさんの言葉を受けると両腕が痛くなるほど抱き締めた。「茂坊…この事は誰にも言ったらあかんぞ…」「分かった…誰にも言わないよ…」互いの耳元で小さな約束事を語り合った。御婦人の頬が僕の頬を撫でた。くるっと向きを変えた。御婦人の唇が僕の唇と重なっていた。「口開けないと…少し開けてみろ…」御婦人の言葉に従うように口を少し開けた。その隙間から御婦人の舌が僕の口に入ると互いの舌が絡み合った。
※元投稿はこちら >>