交差点を離れても興奮は治まるどころか さらに高まっていった。
次の交差点を曲がれば 今度はシルバーの商業車が待ち構えている・・・そう思いながら、すっかり捲れ上がってしまったスカートを今日も直さずに進んでいく。
上手に息ができないくらいに興奮した私は おそらくとんでもなくマヌケなメスの顔をしているだろう。
口だけで熱くて荒い息をしながら交差点を曲がると車が見えた。
今日も路肩に乗り上げるようにして止めた車の中で、わざわざ助手席に移動してまで私のスカートの中を覗こうとしているネクタイを締めた中年男の顔がサイドミラーに写っている。
実は、本当に手を出してくるとしたら この男が一番可能性が高いのではないかと思う。
でかでかと社名の書かれたトラックの運転手も、アパートの2階のベランダから覗いてくる男も自分の身バレが多少の抑止力になるかもしれない。
だからこの男のように服にも車にも情報がなく、さらにほとんど毎回のように・・・つまり毎日のように、私のスカートの中を覗きながら 同時に携帯のカメラで撮影している。
もしもこの男がその写真をネタに脅してきたら、きっと私は抵抗できないだろう。
言われるまま、男の望むままにされてしまう・・・そう思いながら、さらにずれ上がってくスカートをそのままに車の横を通り過ぎた。
もしも今、助手席のドアが開いたら 私は簡単に止められてしまうだろう・・・
男の手に写真があったら何も言えなくなり、それをバラ撒くと脅されたら受け入れてしまうかもしれない・・・
そうしたら、きっと私は・・・そんな妄想をしながら、私はいつものように公園の中に入っていった。
公衆トイレの横に自転車を止め、3つ並んだドアの1つの中に入る。
鞄を扉のフックに掛け、洋式の便器の蓋を締めて その上に腰を下ろした。
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