会社に着いたのは始業時間の直前だった。
急いで廊下を歩き、自分の席に座る。
ギリギリまで粘ったのに、体の疼きは静まるどころか むしろ増しているのが分かる。
ドロドロになった指を洗う余裕すらなかった。
心臓はまだバクバクと脈動している。
大きく息を吸うと自分の体から漂う卑猥な匂いを感じた。
恥ずかしいと思いながら、誰かに気付かれるかもしれないと思うと興奮した。
怖いと思っているのに、それ以上に強く体が疼いてしまう。
そして、そんなだから、ほんの10分ほど前まで公衆トイレの個室でしていたのよりも もっと現実的で卑猥で下品な妄想に襲われ始める。
きっと今の私に、どうしようもない変態なマゾで淫乱な女に気付くのは、私にとって最悪で、絶対に気付かれたくないと本気で思うような最低な男なんだろうと思う。
嫌な事からは逃げまくり、努力はしないくせに他人の利益を妬んでばかりいる・・・弱いくせに強欲で、他人の・・・私の弱みを握れば、きっと骨の髄まで徹底的にしゃぶり尽くしてくるような最低な男だ。
自分の欲望を満たすため、私の体の全てを まるで玩具のように乱暴に使い、わざと私が嫌がる事ばかりを選んで命令しては その顔を見て笑うような下品な男だ。
そんな下品で卑しい男こそ、今の私のような変態女を敏感に嗅ぎ分ける嗅覚を持っている・・・
今の火照った体のドロドロになった意識では そんな自分にとって最悪で最低な事を想像してしまう・・・
そしてそんな事ばかり想像していると、そうなって欲しいと願うようになっていく・・・
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